イタリアの猫たち その3

”我輩は考える猫である”とでも言いたげなこのポーズ。ところは背景にある教会を見てお分かりの方もいると思いますが、中部イタリア、ウンブリア州にあるアッシージです。アッシージと言えば、聖人フランチェスコの生誕の町で、このサン・フランチェスコ大聖堂にはルネサンスの夜明けの帳を引いたと言われる画家、ジョットーの傑作やその師匠、チマブーエの壁画があります。アッシージの現在の町の様子はジョットーの時代、つまり中世からルネサンス時代の建物で、この周辺から産出するバラ色の石を積み上げて建てられているので、とても明るく優しい雰囲気があります。町の歴史は古く、中心には紀元前1世紀に建てられたローマ時代のミネルバ神殿が残っていますが、16世紀中ごろにキリスト教の教会に改修されサンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ教会となりました。この町、いかに穏やかかこの猫を見れば一目瞭然ですね。広角レンズの28mmで大接近して何枚も撮影したのですがまったく動じませんでした。実は僕も聖フランチェスコを敬愛しております。

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コメント (6)

猫好きsekiちゃん:

いいですね~このアングル・・・以前発売された「イタリアン・キャッツ」という写真集+ポストカード本の表紙でしたよね。この写真集大好きで何冊も買って友達にプレゼントしたくらい・・・出版社がなくなってしまった今では、古本屋やオークションでしかお目にかかれないので、是非・是非再販していただきたいです。猫は神秘的でつかみ所のない女性みたいな生き物。うちにいる体重10キロの猫君もぜんぜん相手にしてくれませんが・・・

ニャロメのしのちゃん:

SEKIちゃん、猫は不思議な動物だよね。賢いのか馬鹿なのか分らない時があるけど、賢いと思うときは、猫が人間なんか無視して勝って気ままに動いているとき。馬鹿だなぁって思うときは、まあ、めったにないのだけど、ちょっと臆病過ぎて、せっかくのおいしい魚をちらつかせてもチラチラ見るだけで寄り付こうともしなかったり、自動車道を横断するとき、後戻りできなくて事故にあってしまったり。猫は後戻りできないのかなぁ?前進あるのみ?でも、あの猫の同属には豹やジャガーなんかもいるわけで、やっぱり侮れないね。雄猫と雌猫、やっぱり性格は違うのでせうか?ドラエモンもニャロメも雄だけどね。犬よりも猫の方がいろいろな空想を広げてくれるね。

どばし:

いいショットですね~。
まるで、ダヴィンチの考える人ならぬ、考える猫ですね。

考えるしのちゃん:

どばしくん、「考える人」はダ・ヴィンチじゃなくて、ロダンで~す。でも、ほんとにいいショットでしょ。
イタリアは猫ちゃんたちもシンパティチ(Simpatici)であります。

NO NAME:

>ダ・ヴィンチじゃなくて、ロダンで~す
おっと、これは失礼致しました。
最近、記憶回路が漏電気味で調子悪いです。
以後気をつけます。(汗)

同病しのちゃん:

記憶回路が漏電気味でNO NAMEにもなっちゃたみただけど(^_^)、まあ、僕もひとの心配をしていられる状況ではないよ。物忘れ、ど忘れは日常茶飯、最近は若年性健忘症というのが増えていると言うけど、90年代初めにイタリアでだいぶ牛さんを食べてきたからBSEとかちょっと心配だしこの間もそれが話題に成ったけど、今となっちゃ歳のせいにされかねないし、アル中ルハイマーは持病だからね。まあ、アル中ル乱暴よりいいでしょ。猫や犬は昔から百里は帰ると言われていて、どんなに遠くで迷子になってもちゃんと自分の家に帰るそうです。僕も帰ってますが。

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篠 利幸

1977年初渡欧、画家としてしばらく活動後、イタリアの写真を撮り始める。書籍、雑誌等で写真と文筆の両面で活動、「田園のイタリアへ!アグリトゥリズモの旅」(NTT出版)、「トスカーナの青い空」(東京書籍)など著書多数。 新ブログスタートしました→http://blogs.yahoo.co.jp/fotombra

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