猫のいる風景 その3

  
 このいかにもエレガントな姿態の白猫ちゃんがいる丘はイタリアのワインの中でも最も高貴なワイン、バローロの里のひとつセッラッルンガです。アルバの町からバローロやセッラルンガ、ラ・モッラ、ドリアーニなどのワインの名産地やチーズで有名なムラッツァーノなどワイン通やグルメなら思わず目を細める地名が居並ぶこの地方をランゲといいます。沢山の丘と谷が織り成す美しい地形は氷河期に形成され、ワインや高価な白トリュフ(イタリア語ではタルトゥーフォ)の名産地となりました。きっとこの猫もそんな大地で育ったのでこんなに真っ白で優雅になったのですね。

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篠 利幸

1977年初渡欧、画家としてしばらく活動後、イタリアの写真を撮り始める。書籍、雑誌等で写真と文筆の両面で活動、「田園のイタリアへ!アグリトゥリズモの旅」(NTT出版)、「トスカーナの青い空」(東京書籍)など著書多数。 新ブログスタートしました→http://blogs.yahoo.co.jp/fotombra

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