マルティーナフランカ

プーリア州の町の多くは建物が白い漆喰で塗り固められていたり、とにかく雪景色のように白いですね。オストゥーニ、チステルニーノ、ファサーノ、ロコロトンド、そして尖がり帽子のような屋根のトゥルッリで有名なアルベロベッロの家も壁は漆喰で白く塗られています。この写真の町、マルティーナ・フランカもやはり白い町です。
 マルティーナ・フランカは13,4世紀にこの地方を支配していたアンジュー家のフィリップ・ダンジューが、新しい都市建設のために、この地に移住する者には免税する条件を出して町造りをさせたところで、“フランカ”というのは“免税”を意味しています。そして18世紀になると町のあちこちに裕福な階層の人たちも住み始め、町のかしこにりっぱな宮殿や教会が建てられました。この写真の教会もそのひとつ、バロック様式のファサードが美しいサン・マルティーノ教会です。




アルコ・マストロヴィト通りの家並み。右の路地を入っていくと、次の写真ようなシーンに出会いました。 左手のトラットリア、ヴェッキア・ラーマもお薦め。





















プーリアの都市は路地歩きも楽しいですね。迷路のように複雑な路地、白く塗られた壁がより幻惑します。町は小さいので迷子になっても不安はありません。角を曲がり、アーチや家の下を潜るトンネルを抜けるたびに変化する光景を楽しみましょう。























マルティーナ・フランカの町を案内してくれた友人、カルロ・チェントローネとガールフレンドのマリア・ロザリア。カルロの父は町の名士で、パーク・ホテル・サン・ミケーレを経営している。

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篠 利幸

1977年初渡欧、画家としてしばらく活動後、イタリアの写真を撮り始める。書籍、雑誌等で写真と文筆の両面で活動、「田園のイタリアへ!アグリトゥリズモの旅」(NTT出版)、「トスカーナの青い空」(東京書籍)など著書多数。 新ブログスタートしました→http://blogs.yahoo.co.jp/fotombra

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