ブログが本になりました!



早いもので2006年もあとわずかですね。この「篠 利幸のイタリア紀行」のブログがスタートしたのが、昨年の10月。1年と2ヶ月が過ぎようとしています。


この度、このブログをベースに本が誕生しました。タイトルは「イタリア好き」発行はソニーマガジンズで、本日12月20日に全国書店にて発売されます(定価:1900円+税)。


これも一重にいつもこのブログを見て頂いている読者の皆さんのお陰です。
ありがとうございます!

僕の愛機、Contax G2と出来上がったばかりの本。小さなほうは表紙の見本です。

思えば、初めてイタリアを訪れたのが1977年ですから、もう30年も前になります。これまでに「イタリア四季の旅、I,II」、「トスカーナの青空」、「イタリアの田舎に泊る」、「田園のイタリアへ!アグリトゥリズモの旅」、「ヨーロッパの田舎」、「イタリアの街と人と食と」、「イタリアンキャッツ」、「シエナ 中世イタリアの都市」などなど著書、共著を作ってきました。今回の「イタリア好き」は僕にとっては”イタリアと出会って30年”記念みたいな本ですね。 

本書の後書きにも書きましたが、イタリアの魅力は都市や田園、芸術、食べ物といろいろありますが、とりわけイタリア人の人間的な魅力がなければ僕は30年もイタリアばかり往来しなかったと思います。最初は絵を描くために行って、しばらくして絵筆が写真機に代わっても楽しく仕事が続けられてきたのも、”人生の達人、イタリア人”の友人たちや読者の方々の支えがあったからです。後書きにはこれまでの30年の中で特にキーパソンと言える親友が3人登場します。今日は、その3人の友人を紹介します。

最初に登場するのがグイド・ブゼット(Guido Busetto) で、今はトスカーナの名門ワイナリー、セルヴォーレ(Selvole)のオーナーになっていますが、イタリアとの出会いは1975年に東大留学中の彼と出会ってからです。
ヴェネツィアのメストレ生まれでヴェネツィア大学を出て、留学していた彼を日伊協会からイタリア語の個人レッスンを受けるために紹介されました。もっとも、レッスンは3回で終わってしまい、その後はずっと友人として付き合ってきました。歳も同じだし、僕は当時、まだAFPという通信社を辞めてアルバイトをしながら画家になる道を目指していたのですが、ジャーナリズムという共通の関心がありましたから、一時はイタリア国営放送RAIの日本支社を一緒にやろうという話もありました。結局僕はイタリアからフランスの旅をして、画家から写真家になり、グイドはイタリアの経済紙、Il Sole 24 Oreの初代支局長、パリ支局長を経て、退職したのちにワイナリーのオーナーとなったのです。実は今年の4月のヴィニタリーで十数年ぶりの再会をしたのですが、彼との出会いがなければ僕はイタリアと関わることはなかったかもしれません。
今年の4月、ヴェローナのワイン博、ヴィニタリーで再会したグイド・ブゼット。

1977年、初めてイタリアからフランスを旅した時、ニースを描いた作品。唯一手元に残っている0号の小品です。

2人目はローマ出身で今はミラノに住んでいるサンドロ・イオーヴィネ(Sandro Iovine) です。出会ったのは1987年でその時、僕はすでに写真の仕事を始めていました。彼はローマ大学の政治学科を卒業して”REFLEX”という写真専門誌の編集者になったばかりです。柔道を日本人の師範から習っていて、”日本好き”の青年でした。その後、彼の紹介で90年から95年まで僕は”REFLEX誌”の日本支社特派員をやりながらイタリアを往復していました。サンドロは97年からミラノにあるイタリアの代表的な写真雑誌”Il Fotografo”の編集長となり、一昨年、僕がヴェネツィアで写真展を開催したときにも彼の雑誌の巻頭に8ページの特集を掲載してくれました。僕にとっては兄弟同然の友人です。
今年の9月の取材の時にミラノのワイン・バーで一緒に飲んだ、Il Fotografo誌編集長のサンドロ・イオーヴィネ

3人目は「イタリア好き」の本文にも登場するグラツィアーノ・ヴィターレ(Graziano Vitale) で、日本で何冊も絵本や児童書を出しているイラストレーターです。彼とは彼が1993年に表参道の画廊で絵本の原画展をやっているときに出会いました。その後、彼と一緒に岩崎書店から「ニコラ・サウロの明日はやるぞ!」という絵本を出したり、昨年もライナーテのヴィッラ・リッタを紹介する児童向けの本を一緒に作りました。最近はミラノに行くとグラツィアーノのところかサンドロのところが僕の定宿になってます。
最近は絵本作りよりもグラフィック・デザインの仕事が忙しいグラツィアーノ。でも、気持ちはいつも絵本作家、子供の気持ちを忘れないのです。

イタリアと出会い、イタリアの友人たちのサポートがなければ今日の僕はありえなかったでしょう。「イタリア好き」は全部で3章に分かれていて、1章はイタリアの小さな町の話2章はワインやオリーブオイルなど食がテーマ。そして3章は僕が一番大好きなヴェネツィアがテーマです。ヴェネツィアの居酒屋、職人、そしてアーゾロやキオッジャ、ペッレストリーナなども出てきます。しかし、全体的にはこれまでの30年の間に出会った友人たちとの交流の物語です。
ヴェネツィアの居酒屋、ド・モーリの近くで靴の修理工房をやっているフランチェスコ。彼はNHKの番組で冬のヴェネツィアを紹介していたときに主役のように登場していました。店の壁には僕の写真展のポスターが貼ってあります。

ヴェネツィアッ子魂を教えてくれるオステリア、ディアヴォロ・エ・アックアサンタ(悪魔と聖水)のシルヴァーノと。3月のツアーに参加してくれた友人、山ちゃんが撮ってくれました。

僕の好きなチンクエチェントのミニモデルと一緒に。

本の完成間近、表紙を検討中の制作スタッフ。ものを創るという仕事はハードなことも多いけど、やっぱり楽しい仕事です。

この本が出来るまでのイタリアのそして日本の友人たちとの交流、そして制作に携わった編集者やデザイナーの人たちのお陰で誕生できたわけです。この本を手にとると、そうした人たちの温もりを感じて頂けるはずです。全部で320ページ、ふっくらとした焼きたてのパンのような本です。
  これからも応援をよろしくお願いしますね!
                                イタリア大好き人間、 篠 利幸

ミラノ、ブレラ界隈の夕暮れ。ひと仕事終えて、ほっと一息。でも、もう次のことを考えながら歩いています・・・。

コメント (29)

人美:

ページを開くとイタリアが薫ってきそうな内容の本ですね。私も日本の友人にもう予約済みです。今から楽しみ!
篠さん、FIAT500がお好きだったのですか? 1年ほど前にアスターで赤の500を購入し、内装や部品も当時のままに再現しました。今度FIRENZEにいらしたら乗ってくださいな。
ご友人のSANDRO氏・・・絵になる雰囲気の方ですね。

Ezuki:

今日発売でしたね。
週末、夫と二人で書店に足を運ぶことにします。
なかなかイタリアへいけないので、篠さんの本でしばらく楽しませていただこうかと思います。

寒くなってきましたのでお体に気をつけて、良い年末年始をお過ごしください。

Monte bianco:

早速、本日お昼休みに買いに行き、一気に読んでしまいました。本で読むのは、ブログで読むのとは違った趣がありますね。表紙の写真も味があってとっても素敵です。 24日からヴェネツィアに行くので、篠さんの本で気持ちを高めています。私も冬のヴェネツィアは大好きです。では。

旅人しのちゃん:

人美さん、赤の500ですか、そうぞうするだけでも乗ってみたくなります。昔、ヴェローナでコンバーティブルになっているオレンジ色のチンクエチェントを見ました。内装も本皮のシートにハンドルはウッドです。お医者さんがオーナーでした。早く、フィレンツェに行きたいなぁ・・・・

Ezukiさん、お久しぶり。なかなかいっしょにワイン飲めませんねぇ。来年はぜひヴェネツィアへ!

Monte Biancoさん、早速、お読みいただきありがとうございます。
24日からヴェネツィアですか?僕もいっしょに行きたい気分です。ヴェネツィアの友人たちのぜひ、この本を見せてあげてください。では、Buon Viaggio!

angelo:

早速読みはじめました!私のまだまだ知らないイタリアがいっぱいでてきます。人とのかかわりのある素敵な旅行記ですね。篠先生の人間味溢れるフィルターを通した写真も文も、1つ1つ味わい深く、一度に読んでしまうのはもったいないようで、ゆっくり反芻しながら拝見しよう!
 今度1月末からイタリアに行きますが、ミラノもフィレンツエもベニスも新たな視線で眺めることが出来そうです。Mi piace Italia.この「イタリア好き」永久保存版 Grazie!

旅人しのちゃん:

angeloさん、素敵なコメントありがとうございます。イタリア暦22年のベテランの方にそう言って頂けると光栄です。イタリアでのお仕事もがんばってください!Mi piace l'Italia! 永久保存に耐えられますように、増刷、改訂版、あるいは第2段、「続・イタリア好き」がだせるようにがんばります!

maki:

はじめまして。
イタ研のメッセージから覗きにきました。
去年までヴェネツィアに住んでいたので、知ってる店・顔ばかりですごく懐かしかったです!
特にマスカレータ、いつも閉店後(?)に飲みに行ってたのを思い出して・・。
何かの機会にヴァカリの情報交換出来ることを楽しみにしています。
早速、本も読ませていただきます。

旅人しのちゃん:

makiさん、イタ研メンバーの方からのコメントは久々ですね。ヴェネツィアにはどのくらい住んでいらしたのですか?閉店後?お会いしてもおかしくないのに・・・マスカレータ、僕はオープン時から知っているので今の経営者のマウロで4回は変わってますね。もっとも、マウロまではマスカロンがオーナーでしたが。バーカリ(Bacaro→Bacari)は日本の旅行者にも今やだいぶおなじみになりましたね。情報交換、楽しみにしています。本の感想もお聞かせください。仕上げにバタバタしたので、ところどころ誤植などありますが悪しからず。よろしくお願いします。

Keiko:

クリスマス直前の南イタリアを一周旅行して来ました♪
篠さんのサイトを見て、アルカラのアグリツーリズモを訪ね、ザガラのハチミツを買いましたよ!
あの写真のマダムにも会って、農園を見せてもらい、いろいろお話も聞くことができ、素敵な旅の思い出になりました。
イタリアは、何度行っても、どこの地方に行っても楽しいので、篠さんの本も早速読ませていただきます。

旅人しのちゃん:

Keikoさん、アルカーラに行けたのですか?03年に出した「田園のイタリアへ!」では紹介したのですが、昨年の夏に取材してブログでは紹介したものの、今度の本には入れられなくて残念だったのですが、オレンジのハチミツ、ママレード、生絞りジュース、そしてオリーブオイルなど、どれも素晴らしいですよね。想像しただけ香りが蘇ります。EUの規制があってアグリトゥリズモの製品はEU以外には輸出できないことになっているので、こうして訪ねてゲットするしかないですね。僕もまた行きたいので、来春のヴィニタリーの後、シチリアツアーを企画する予定です。

おーぱすわんわん:

気がついてからネット購入は出発までに間に合わず、近くの書店では在庫無く、とても残念なのですが、帰ってきてからゆっくり自分の思い出と重ねながら読むことにしました。もうすぐ出発です。お陰様で旅の面白さ、奥行きが広がったように思います。楽しんで来ま~す!

旅人しのちゃん:

おーぱすわんわん様
お住まいはどちらか分りませんが、都内および近郊の大きな書店でしたらたいがいは置いています。間に合うといいですね。まあ、旅も何事も、あまり”予習”はしないで新たな発見と感動を楽しんで来て下さい。そして、帰国したらゆっくりと”復習”をしてしっかりと想い出を残してください。
では、ヴェネツィアの友人たちによろしくお伝えください。Buon Viaggio!

H・N:

イタリア四季の旅、トスカーナの青い空以来のファンです。書店で今日偶然にこの本を見つけて、いつものように即購入しました。写真と字のバランスがとてもよくて、読みやすく楽しい本ですね。        ところで来年のツアーというのは、日伊協会主催のツアーなのでしょうか、それともこのHPを常にチェックしていれば知ることができるのでしょうか。

gelato:

トラメッツィーノの件ではありがとうごさいました。
さて、私も31日に出発です。
写真の方達やお店を見つけることができるでしょうか?!

冬の静かなベネツィアの表情を見てきます。

旅人しのちゃん:

H.N.さま、長年、拙著をご愛読頂きありがとうございます。毎年、気の合った友人たちとアグリトゥリズモに宿泊したり、ワイナリーを訪ねたりするツアーを2~3回ほど企画しています。友人たち仲間が集まれば案内役を引き受けているという程度のことです。ご興味がありましたら、拙著「田園のイタリアへ!」(NTT出版)に連絡先を掲載していますので、そちらにご連絡を下されば、企画があるときにはご案内致します。

gelato様、地球温暖化で、ヴェネツィアは毎年、アックア・アルタの回数も水位も上昇気味のようですね。まあ、最近作の映画「007」で描かれているらしき、水没の危機まではまだまだ先があるかと思いますが油断は出来ませんね。滅びしものは美しきかな・・・では諦めきれない貴重な人類の遺産ですからね。どうぞ、冬のヴェネツィアの旅を満喫してきてください。

hiroko:

本の発売おめでとうございます。
本当に篠さんの写真と文章からは、イタリアへのあふれる愛が伝わってきて、心地良い感動が生まれます。こんなように、私もイタリアを愛していきたいと、あこがれます。
そして初めて見た篠さんの絵!素晴らしいです。写真の作品とはイメージが違っても、感性の原点を見せていただいたようで、思わず納得して魅入りました。
1月24日からVeneziaの予定です。その後は秋まで行けないので、冬のヴェネツィア、堪能してきます。

旅人しのちゃん:

hiroko様、
”冬のヴェネツィア”、寒いけれども、晴れれば空気は澄んで、サン・マルコの対岸に浮かぶ建築家パッラディーオの傑作、サン・ジョルジョ・マジョーレ教会の鐘楼に登れば、ヴェネツィアの町を眼下に、白銀に輝くアルプス連山の眺望も楽しめますし、レースの島、ブラーノ島の色鮮やかな家々がより美しく、冬の光と影のコントラストなど冬ならではの光景ですね(ただ、カルネヴァーレ期間以外の冬場はダ・ロマーノなどレストランは休みになっているかもしれませんが)。また、霧が立ち込めたラグーナや町中、特に夕暮れや日が昇るのは遅いですが朝のリアルト界隈の路地裏など、きっとこの町の素顔を楽しめると思います。どうぞよい旅を!

h:

篠先生、ご親切にお返事頂いて、感無量です。先生の美しい写真に背中を押されるようにして、イタリアへ旅をした数多くの日本人の内の、私もその一人です。今年修復成った時計塔を見た暑い盛りのベネチアよりも、先生の仰る通り、寒い時期のゴンドラめぐり方が、忘れ難い思い出として残っています。No ho mai amato cosi.という歌声と共に。ベネチアはゆっくり飽きるほど滞在したい街です。
1週間、篠先生を同行講師としてお迎えするツアーがあれば、と思ったのですが・・。
お正月休みにゆっくり新刊本と、既刊本を併せて読み返してみます。これからも素敵な本を、お願い致します。イタリアを知って、人生が豊かになりました。
どうぞよいお年をお迎えください。auguri!

Keiko:

ご親切に、お返事いただいて、感激です!
アルカーラでは、蜂蜜やマーマレードを何種類も味見させていただき、取れたてのオレンジ、タンジェリン、クレモンティーヌもいただき、ランチがいらないほどお腹いっぱいになりました。スタッフのおじさんには、シチリア弁を教わったり、近所の農家に遊びに来たみたいな、ほのぼのとした雰囲気でしたよ。
篠さんの本も早速読ませていただきました。イタリアは、本当に奥が深いですね。特に、地元の特色が出る南イタリアは、面白いと思います。帰国したばかりなのに、早速次はどこに行こうか、、、なんて考える毎日です。
2006年のしめくくりに、おかげさまで楽しい経験ができました。
篠さんも、どうぞ良いお年を!

SAM:

明けましておめでとうございます!!
篠さん
先日は 有難うございました
今後ともよろしくお願いいたします

イタリアをもっと知りたいと思っています

今後とも頑張ってください

グラン・サム  林  修

旅人しのちゃん:

Hirokoさま、 Keikoさま、昨年の暮にはとても嬉しいコメントを頂き、僕の方こそ感激です。
僕の本やブログの情報が皆さんのイタリア旅行のお役に立てることが最大の喜びです。
できれば、一緒に行けるといいですね。今年もいくつか僕と行くツアーを企画しますが。

林様、暮には偶然に2回も再会する機会がありましたね。これもまた何かのご縁です。イタリアのワインはフランスに比べてまだまだ日本市場でのシェアは小さいです。室の高いイタリアワインを
どんどん日本でも知られて、同時にワインのボトルの中に詰まったイタリアの歴史や伝統、文化の魅力を伝えていきたいですね。今年もよろしくお願い致します。

おーぱすわんわん:

ヴェネツィアから戻ってきました。お陰様でとても楽しく旅が出来ました。ありがとうございます。教えていただいたお店の幾つかは年末も開いていて今までとは違ったヴェネツィアの魅力を垣間見ることが出来ました。心配なさっていた本屋のご主人はお元気そうでしたよ。ここの絵葉書はとても味があって素敵ですね。篠さんの本を拝見しながら、経験が思い出に変わってゆくのを楽しみます!!とりあえずお礼まで。

旅人しのちゃん:

おーぱすわんわん様、Ben Tornata!お帰りなさいませ。ヴェネツィアの書店の友人も健在とのこと一安心です。今年はわりと温かいと聞いていますが、霧のヴェネツィアとか、冬ならではの雰囲気は感じられましたか?いつか、ゆっくりとお話を聞かせて下さい。

旅人しのちゃん:

おーぱすわんわん様、Ben Tornata!お帰りなさいませ。ヴェネツィアの書店の友人も健在とのこと一安心です。今年はわりと温かいと聞いていますが、霧のヴェネツィアとか、冬ならではの雰囲気は感じられましたか?いつか、ゆっくりとお話を聞かせて下さい。

旅人しのちゃん:

おーぱすわんわん様、Ben Tornata!お帰りなさいませ。ヴェネツィアの書店の友人も健在とのこと一安心です。今年はわりと温かいと聞いていますが、霧のヴェネツィアとか、冬ならではの雰囲気は感じられましたか?いつか、ゆっくりとお話を聞かせて下さい。

旅人しのちゃん:

今日(6日)の夜7時半からNHK総合番組で放映された世界遺産、ヴェネツィアを紹介した番組の中で、体調を心配していたフィリッピ書店のフランコが登場、番組の全編に渡ってヴェネツィアの知られざる素顔を紹介していました。昨年の春に会った時には「イタリア好き」の310ページの掲載した写真のようにでっぷりと太っていたのが、9月にはげっそりで、僕に会った直後から3ヶ月も入院していたと言っていたのです。それが10月に取材したらしいこの番組で、まだ痩せてはいるものの、元気に取材のアナウンサーを案内し、大好きなワインまでコップで飲んでいる姿を見てひと安心。おーぱすわんわん様のお知らせのとおり、元気でしたね。

ジモティー:

ご無沙汰しております。地元のイタリア好き夫婦です。忘年会では妻がお世話になりました。
遅くなりましたが、ご著書の上梓、おめでとうございます。
篠さんの本を買うのは何冊目になるでしょうか。
発売されてすぐに購入したのですが、実はまだ読んでおりません。
なぜって、表紙の写真があまりにも楽しそうなので、リビングに飾ってあるんです(笑)。

それにしても、イタリア人って人たちは、どうしてこうも、「人生は楽しい」って笑顔をするのでしょうか。

イタリアしのちゃん:

ジモティーさん、お久しぶりです。新宿で一緒に飲んで以来、奥さんとは暮の忘年会、なぜかモンジャの店というのが妙ですが、まあ、ナポリだったらピッツェリアみたいなもんですね。イタリア人の人生の楽しみ方って、物や金で充実させようとしないから、ナポリのような貧しい町でも、表情は明るく楽しげなんですよね。逆に北イタリアのリッチと言われる人間の方が、陰険だったり、不満と苦痛に満ちた顔の人がいます。日本人もね、イタリアが好きという人は、案外に日々を楽しむ術を知っている人が多いと思います。ワイン・バーで出会う友人たちはみんなそうですね。ぜひ、また会いましょう。来月、恵比寿に親友、Ginoのワイン・バーがオープンします。
詳細は、www.ginogino.jp で。僕の写真もかっこよく飾ります。

ジモティー:

Ginoさんのお店のウェブサイト拝見しました。
新宿のパーティーにも来ていらした方ですよね。
田園調布のお店にも、まだ行ったことがないんですけど、恵比寿の方へは開店したら
寄らせていただこうと思います。
篠さんの写真も楽しみですし。

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篠 利幸

1977年初渡欧、画家としてしばらく活動後、イタリアの写真を撮り始める。書籍、雑誌等で写真と文筆の両面で活動、「田園のイタリアへ!アグリトゥリズモの旅」(NTT出版)、「トスカーナの青い空」(東京書籍)など著書多数。 新ブログスタートしました→http://blogs.yahoo.co.jp/fotombra

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