2009年01月28日

「イタリア好き」完売御礼・重版期待!

読者の皆さん、

2006年12月に発行された「イタリア好き」が版元のソニーマガジンズで完売になったようです。
自分の手元にあったものがいつのまにか1冊づつ減って行って、とうとう1冊もなくなり、慌てて近所の書店に注文を出してもらったところ、版元から品切れで重版の準備中と返事があったそうです。

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これも読者の皆様のお陰です。
心から感謝を申し上げます。

篠 利幸

2006年12月20日

ブログが本になりました!



早いもので2006年もあとわずかですね。この「篠 利幸のイタリア紀行」のブログがスタートしたのが、昨年の10月。1年と2ヶ月が過ぎようとしています。


この度、このブログをベースに本が誕生しました。タイトルは「イタリア好き」発行はソニーマガジンズで、本日12月20日に全国書店にて発売されます(定価:1900円+税)。


これも一重にいつもこのブログを見て頂いている読者の皆さんのお陰です。
ありがとうございます!

僕の愛機、Contax G2と出来上がったばかりの本。小さなほうは表紙の見本です。

思えば、初めてイタリアを訪れたのが1977年ですから、もう30年も前になります。これまでに「イタリア四季の旅、I,II」、「トスカーナの青空」、「イタリアの田舎に泊る」、「田園のイタリアへ!アグリトゥリズモの旅」、「ヨーロッパの田舎」、「イタリアの街と人と食と」、「イタリアンキャッツ」、「シエナ 中世イタリアの都市」などなど著書、共著を作ってきました。今回の「イタリア好き」は僕にとっては”イタリアと出会って30年”記念みたいな本ですね。 

本書の後書きにも書きましたが、イタリアの魅力は都市や田園、芸術、食べ物といろいろありますが、とりわけイタリア人の人間的な魅力がなければ僕は30年もイタリアばかり往来しなかったと思います。最初は絵を描くために行って、しばらくして絵筆が写真機に代わっても楽しく仕事が続けられてきたのも、”人生の達人、イタリア人”の友人たちや読者の方々の支えがあったからです。後書きにはこれまでの30年の中で特にキーパソンと言える親友が3人登場します。今日は、その3人の友人を紹介します。

最初に登場するのがグイド・ブゼット(Guido Busetto) で、今はトスカーナの名門ワイナリー、セルヴォーレ(Selvole)のオーナーになっていますが、イタリアとの出会いは1975年に東大留学中の彼と出会ってからです。
ヴェネツィアのメストレ生まれでヴェネツィア大学を出て、留学していた彼を日伊協会からイタリア語の個人レッスンを受けるために紹介されました。もっとも、レッスンは3回で終わってしまい、その後はずっと友人として付き合ってきました。歳も同じだし、僕は当時、まだAFPという通信社を辞めてアルバイトをしながら画家になる道を目指していたのですが、ジャーナリズムという共通の関心がありましたから、一時はイタリア国営放送RAIの日本支社を一緒にやろうという話もありました。結局僕はイタリアからフランスの旅をして、画家から写真家になり、グイドはイタリアの経済紙、Il Sole 24 Oreの初代支局長、パリ支局長を経て、退職したのちにワイナリーのオーナーとなったのです。実は今年の4月のヴィニタリーで十数年ぶりの再会をしたのですが、彼との出会いがなければ僕はイタリアと関わることはなかったかもしれません。
今年の4月、ヴェローナのワイン博、ヴィニタリーで再会したグイド・ブゼット。

1977年、初めてイタリアからフランスを旅した時、ニースを描いた作品。唯一手元に残っている0号の小品です。

2人目はローマ出身で今はミラノに住んでいるサンドロ・イオーヴィネ(Sandro Iovine) です。出会ったのは1987年でその時、僕はすでに写真の仕事を始めていました。彼はローマ大学の政治学科を卒業して”REFLEX”という写真専門誌の編集者になったばかりです。柔道を日本人の師範から習っていて、”日本好き”の青年でした。その後、彼の紹介で90年から95年まで僕は”REFLEX誌”の日本支社特派員をやりながらイタリアを往復していました。サンドロは97年からミラノにあるイタリアの代表的な写真雑誌”Il Fotografo”の編集長となり、一昨年、僕がヴェネツィアで写真展を開催したときにも彼の雑誌の巻頭に8ページの特集を掲載してくれました。僕にとっては兄弟同然の友人です。
今年の9月の取材の時にミラノのワイン・バーで一緒に飲んだ、Il Fotografo誌編集長のサンドロ・イオーヴィネ

3人目は「イタリア好き」の本文にも登場するグラツィアーノ・ヴィターレ(Graziano Vitale) で、日本で何冊も絵本や児童書を出しているイラストレーターです。彼とは彼が1993年に表参道の画廊で絵本の原画展をやっているときに出会いました。その後、彼と一緒に岩崎書店から「ニコラ・サウロの明日はやるぞ!」という絵本を出したり、昨年もライナーテのヴィッラ・リッタを紹介する児童向けの本を一緒に作りました。最近はミラノに行くとグラツィアーノのところかサンドロのところが僕の定宿になってます。
最近は絵本作りよりもグラフィック・デザインの仕事が忙しいグラツィアーノ。でも、気持ちはいつも絵本作家、子供の気持ちを忘れないのです。

イタリアと出会い、イタリアの友人たちのサポートがなければ今日の僕はありえなかったでしょう。「イタリア好き」は全部で3章に分かれていて、1章はイタリアの小さな町の話2章はワインやオリーブオイルなど食がテーマ。そして3章は僕が一番大好きなヴェネツィアがテーマです。ヴェネツィアの居酒屋、職人、そしてアーゾロやキオッジャ、ペッレストリーナなども出てきます。しかし、全体的にはこれまでの30年の間に出会った友人たちとの交流の物語です。
ヴェネツィアの居酒屋、ド・モーリの近くで靴の修理工房をやっているフランチェスコ。彼はNHKの番組で冬のヴェネツィアを紹介していたときに主役のように登場していました。店の壁には僕の写真展のポスターが貼ってあります。

ヴェネツィアッ子魂を教えてくれるオステリア、ディアヴォロ・エ・アックアサンタ(悪魔と聖水)のシルヴァーノと。3月のツアーに参加してくれた友人、山ちゃんが撮ってくれました。

僕の好きなチンクエチェントのミニモデルと一緒に。

本の完成間近、表紙を検討中の制作スタッフ。ものを創るという仕事はハードなことも多いけど、やっぱり楽しい仕事です。

この本が出来るまでのイタリアのそして日本の友人たちとの交流、そして制作に携わった編集者やデザイナーの人たちのお陰で誕生できたわけです。この本を手にとると、そうした人たちの温もりを感じて頂けるはずです。全部で320ページ、ふっくらとした焼きたてのパンのような本です。
  これからも応援をよろしくお願いしますね!
                                イタリア大好き人間、 篠 利幸

ミラノ、ブレラ界隈の夕暮れ。ひと仕事終えて、ほっと一息。でも、もう次のことを考えながら歩いています・・・。

2006年02月24日

Gokutabi ITALIA発売されました!

 今日は、何故がくしゃみが連続、そろそろ花粉の時期かと思ったとたんに来てしまいました。みなさんの中にも花粉アレルギーの方はたくさんいらっしゃくかと思いますが、しばらく辛い時期ですね。

 さて、昨年の8月にロケハン、そして10月と11月の2回に分けて取材したシチリアとナポリ、ソレント半島の旅がソニーマガジンズ発行の旅のグラビア雑誌「Gokutabi ITALIA」となって、発売されました。
 シチリアはおなじみのパレルモやタオルミーナから、日本ではほとんど知られていないサンブーカ・ディ・シチリアとかメンフィのアグリトゥリズモ、そして、ナポリとソレント半島の編ではカプリやアマルフィの他、チェターラやカセルタ近郊の水牛のモッツァレッラの工房や世界遺産でもあるチレントの自然に恵まれたワイナリー、ルイジ・マッフィーニ訪問記などなかなか内容の濃いものになっています。

 これから、春の、そして夏のイタリア旅行を計画している方には、嬉しい情報が満載の1冊です。ぜひ、書店でお求め下さい。

 また、ウンブリアのアッシージ近郊のアグリトゥリズモ、マルヴァリーナの滞在やローマ、ナポリを楽しむ8日間の旅も企画しました。
4月12日出発、19日帰国です。詳細は、http://www.invia.jp

篠 利幸

2006年02月23日

編集部よりお知らせ 「Gokutabi ITALIA」 好評発売中!

「Gokutabi ITALIA」
太陽を纏って旅をする
シチリア、南イタリア

Sony Magazines Deluxe

発行:ソニー・マガジンズ
¥1,380(税込)

お待たせいたしました! 待望の「Gokutabi ITALIA」が発売となりました。南イタリアの美しい海、おいしい料理、陽気な人々の魅力がたっぷりつまった一冊です。 地中海の楽園シチリア島、カンパーニア海岸線紀行、ローマの食べ歩き&買いまくりガイド、旅人を誘うホテルなど、南イタリア情報が満載。本ブログでもおなじみのフォトグラファー篠利幸さん撮影による美しい写真も必見です!

篠 利幸

1977年初渡欧、画家としてしばらく活動後、イタリアの写真を撮り始める。書籍、雑誌等で写真と文筆の両面で活動、「田園のイタリアへ!アグリトゥリズモの旅」(NTT出版)、「トスカーナの青い空」(東京書籍)など著書多数。 2004年11月、ヴェネツィアで写真展(www.toshi-shino.com)を開催した。

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