ダウンタウンの大砲の過去

ホノルル・ダウンタウンに住んでいるので、ダウタウンを山側からホノルル港へと貫いているフォート・ストリートも、日常的に歩いている私。ストリートの一部は歩行者天国になっていて青空市が出たり、周辺にはカフェやデパートのメイシーズがあったり。ブラブラそぞろ歩くには楽しい、賑やかなストリートなんですよね!

そんなフォート・ストリートの地名につき、先日ちょっとリサーチしてみると……。意外や意外! ホノルル港に面したこのストリートのはしに昔、砦(Fort)があったので、フォート・ストリートと呼ばれるようになったのだそうです。


そういえば……! まさに砦のあったその場所(ニミッツ・ハイウェイとフォート・ストリートの交差地点)は現在、小さな公園になっているのですが、そこに大砲が一つ置かれているんですよね~。何の説明書きもないので日頃から「これって何?」と思っていたのですが、あの大砲にも、しっかりと歴史があったようんなんです。

なんでもその砦はホノルル港の守備のため1816年に造られ、1857年まで立派に機能していたのだそう。1816年といえば、時はハワイ王朝時代の最盛期。ちょうどカメハメハ大王の治世でした(カメハメハ大王は1819年に死去しています)。1779年にイギリスのキャプテン・クックがハワイを発見し、外国との交易も始まっていたハワイで、ホノルルの港もしっかり保護する必要があったのでしょうネ。

当時その砦には、写真のような大砲が40個も、ホノルル港に向かって配置されていたのだそうです(驚きです!)。1857年、砦の閉鎖とともにそれら大砲はあちこちに持ち去られましたが、一部は祝砲用(注:こんな言葉ありますか?)として、パンチボウルの丘に設置されたのだとか。今度はホノルル港に入る船を撃沈するためではなく、歓迎するために、使用されていたのだそうですよ。

そして1938年、その大砲の一つを記念碑として砦のあった場所に戻し、その通りがフォート・ストリートと名づけられたというわけです。ちなみに、同じようにホノルル港の砦からパンチボウルの丘に移されたもう一つの大砲は今、ワイキキのフォート・デルッシーにある陸軍博物館に展示されているということでした。

パッと見るとなんの変哲もない、古い大砲なのですが……。こんな歴史を知ったうえでよく見ると、なんとも趣きのある、歴史の生き証人?のように見えてきたりして。

そう思いませんか?

コメント (7)

tiki:

こんにちは。そんな大砲があったなんて初めて知りました。
でも何基も大砲があったなんてちょっとハワイに似合わないかも。
歴史を紐解いていくと、物騒な歴史が多いですよね。
だから余計にハワイアンが土地やオハナをとても大切にするのですね。

昨日イベントでフラ踊ってきました。マウイのチーフの家系で「ロノ」のヘイアウの
管理人であり、治療家、ハワイ人の権利を取り戻すためのコミュニティ権利活動家でも
ある、キモ・ケカフナさんのプレから踊りがスタートしました。
とても神聖な気持ちで踊ることができ、勉強になりました。
そして、「アロハの精神は人に気持ちを与えること」と真剣におしゃっていたのが
印象的でした。私はどのくらい人に気持ちを与えているだろう?と真剣に考えた夜でした。

ハワイにいてもいなくても、ハワイ人であろうとなかろうとアロハは与えられるのだと。
桜子さんの文章からはいつもアロハを感じます。見習いたいです。長くてすいません。

ひろ:

桜子さんの記事を拝見して、陸軍博物館に行ってみました。入り口の横に大砲がおかれていました。台はコンクリートになっていましたし、説明にはパンチボールにて祝砲として使用されたとだけ書いてありました。

rakuen:

ひろです。 桜子さん すいません。操作を間違って、コメントがダブってしまいました。6時23分のコメントを削除いただけませんでしょうか? よろしくお願いいたします。

ホクラニ桜子:

ティキさん、こんにちは~。
そういえば大砲とハワイって、大変大変ミスマッチですね! 言われてみれば……。
マウイのキモさん、私は存じ上げないのですが、いろいろ面白い話が聞けそうな方ですね~。
俗にいうカフナなのかしら?
そんな方のお祈りの後に踊るフラは、気分がよかったでしょうね!
アロハの精神は、与えることかあ……。確かにハワイの人は寛大です。
そのうち、そんなことについても書いてみたいです。

ホクラニ桜子:

ひろさん、ALOHA!
ダブっていたコメントは、削除しましたのでご安心を。いつもコメント有難うございます!
さっそく陸軍博物館に行ってくださったのですね。ひろさんはワイキキ近くにお住まいですか?
大砲、博物館もダウンタウンの方も、もっと細かく説明書きがあれば
さらにたくさんの人が見てくれるでしょうにねえ。

TIKI:

本当に!おっしゃる通り気分が良かったです。
ハワイ語のプレは体に染み込んできて、涙がこぼれそうになりました。

私も初めてお目にかかったので、詳しくは分かりませんが、
代々のLOMILOMIセラピストのようですので、きっとカフナだと
思います。
おそらく「ハナアロハドットコム」でヒットすると思います。

機会がありましたら是非取材していただくとうれしいな~。
私も彼の活動にとても興味があるのですが、HPが英語なので(笑)

本当にチャーミングで素敵な方でした。

ホクラニ桜子:

ティキさん、ALOHA!
ハワイでは、ハワイ語の「1日一句」みたいなラジオ番組をやっているのですが、
それを聞いているだけでもう癒されるというか……。ハワイ語の響きって、ホント美しいですよね!
ロミロミにも興味津々の私。習う…のが無理なら、せめて施術を受けてみたいです。
ロミロミこそ、身心の癒しですからね~。

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ハワイ在住15年目。ネイティブ・ハワイアンの夫と小学生の息子&娘の4人家族。何よりもハワイアンカルチャー、ハワイの不思議世界が好き。

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