ダウンタウンのハオの泉

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皆さん、今年のゴールデンウィークはいかがでしたか? お天気は今1つだったようですが…。


さて、前回のブログで、WAI(ワイまたはヴァイ)、水の話が出たところで。今日は私の住むオアフ島ダウンタウンの、WAI絡みの伝説を1つ紹介しましょう!


うちから徒歩で約10分のカワイアハオ教会は、ハワイの王族の結婚式なども行われた由緒ある教会です。時の君主カメハメハ3世が、キリスト教宣教師にこの土地を払い下げたのは1820年。ですがそもそも教会が建設される以前、ここにはある王族女性がよく水浴びした美しい泉があったそうです。王族女性は、車でもダウンタウンから10分はかかるモイリイリ地区に住んでいましたが、儀式など特別な機会の前に、よくこの泉で身を清めたとか。


王族女性の名はハオと言いました。そしてハオの愛した泉にちなみ、1820年、この地に教会が建立された時、教会はカワイアハオ教会と名づけられたのでした。カワイアハオとはカ・ワイ・ア・ハオ、つまり「ハオの水」を意味するハワイ語なんですね。


今でもその泉は教会の庭に残っており…(上の写真)。感動しますね~、と言いたいところなのですが、実は今、その水は湧き水ではなく、水道水なのですって。そもそも泉はドンピシャリここにあったのではなく、少し離れた場所にあったのですが、教会が完成した際、泉の周辺の岩をここに移し、ハオゆかりの泉を再現したものだそうです。そう、岩だけが本物というわけです。いったい、どの岩がそうなのかはっきりわからないのは残念ですが…。


とはいえ、カメハメハ王朝時代に、わざわざハワイ初の教会の名が「ハオの泉」と名付けられたのですもの。この泉、よほど由緒ある聖なる泉だったのだろう、と私は推測しています。場合によってはカメハメハ3世教会、とかって名付けてもよかったはずですからねえ。

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余談ですが、ちょっともう1枚の写真もご覧ください。泉の横に、少し変わった形の鉄製のベンチがありますね? このベンチは、あのカイウラニ王女の家に置かれていた「正真正銘」のものだそうですよ。カイウラニ王女といえば、ハワイ王朝崩壊から6年後の1899年、23歳の若さで亡くなった悲劇のプリンセス。王朝最後の女王で叔母にあたるリリウオカラニが跡継ぎに指名していたので、本当ならばハワイの女王になるはずだった女性です。


ベンチは、王女が幸せに暮らしたワイキキの邸宅(現在はプリンセス・カイウラニホテルが建っています)から教会に運ばれたものだそう。もしかしたら昔このベンチに、可憐なカイウラニが腰かけたのかも…? カワイアハオ教会を訪れた際は、ぜひこちらのベンチもしっかりご覧くださいネ。

コメント (10)

tiki:

JUNさんこんにちは~^^
是非イスに腰掛けてみたいですね~。
ただ、カイオナのお話の写真は素敵な森で、
今回の写真は街中の風景。
この泉が森や林の中だったらもっといいのに~と
思っちゃいました。
もともと泉が湧いていた場所のまわりにはその時代には
もっと木々が茂っていて、黄色や赤の鳥たちが飛んでいて
・・と空想していたら心地よくなってきました^^

プリンセスカイウラニのベンチ!

どういうわけか私は、プリンセスカイウラニの写真を見たり、、彼女について書かれた文章、たとえそれが2,3行の短い文章だとしても……読んだりすると、どういうわけか涙が出てくるのです。

私の前世は彼女に仕えていた女性?って思ってしまうほど。
なので今回(いよいよ来月です、一ヶ月を切りました)ハワイを訪れた時には、ロイヤルモザリアムに行って、彼女に会って来ようと思っています。

バスで行くので、ちゃんと正しい場所でバスを降りられるかしら???(笑)

JUN:

ティキさん、こんにちは~。
そうですねえ、王族ハオが生きていた時代のダウンタウンは、今とは全然違ったのでしょうネ。
どんな感じだったのでしょう。
木が鬱蒼と茂った森だったのかな?
実際、イオラニ宮殿に限らず王族たちのゆかり場所が多かったダウンタウン。
きっと涼しい風が木陰を吹きわたる、美しい土地だったのだと思います。今はコンクリート・ジャングルですけど…。

JUN:

ホイホイさん、ALOHA!
ホイホイさんにとっては、カイウラニ王女が「つぼ」なのですね。
私もそういう存在の人って、います。名前を目にしただけで涙が…。
いつかその人の生涯について書きたい…。
ホイホイさんとカイウラニは、いったいどういう前世の因縁があるのでしょうか。
カイウラニゆかりの土地って、ものすごくたくさんありますよね。
墓地のほか邸宅跡地に建つホテル矢や銅像など。
ロイヤル・モザリアム、ぜひ訪問してみてください!
思い出深い時間になること、ウケアイです。

hassi:

こんにちわ、初めて書き込みをしています。
このGWにクカニロコに行ってみたくて調べていてこのページを見つけました。不思議な話や建物や場所にまつわる話などが大好きでとても楽しく文章を読ませていただいてます♪
今回のテーマとは関係がないので迷いましたが、どうしても気に掛かることがあり書き込みをさせていただいてます。お忙しいところ恐縮ですがお分かりでしたら教えてください。

今回の旅行ではクカニロコに行ってみたいという友達のリクエストから色々と調べ始め、いくつか行きたいところが見つかったのですが私たちは車の運転ができないのでツアー会社の主催するスピリチュアルスポット巡りに参加することにしました。
ワイキキのカフナストーンから順に回り、ココヘッドを見下ろす住宅街にあるヘイアウ、ヒーリングプールなどへ案内してもらいました。「中に入って石を触っていいですよ、人によってはぴりぴりとパワーを感じると言われます。でも石を動かさないように。」とガイドさんに言われたので石を触ったり置かれている石は踏まないように見学していました。
ケアイワヘイアウへ行ったとき、中に入ってもいいと言われたのでサークル状に囲まれている輪の中に入ったら、瞑想に来られていた日本人の方に「そこに入ったらダメだよ!」と注意され、びっくりしたのと少し怖く感じました。すごい剣幕で怒られたわけではないのですが、知らなかったとはいえ入ってはいけないところに入ってしまったことに不安を感じています。

もう過ぎてしまったことだし気にしないようにしようと思うのですが、霊感もなくパワースポットでもエネルギーを感じるようなこともないのですが不思議なことには興味がありそれを無視できない私はやっぱり気になってしまって落ち着きません。
JUNさんに聞くことではないのでしょうが、もしなにかお分かりでしたら教えていただけたら嬉しいです。
長くなってしまってすみません。

JUN:

ハッシさん、初めまして!
ケアイヴァ・ヘイアウですか。
あまりハッキリと記憶していないのですが、入っていけないところはありましたっけ?
そこにはKAPU(立ち入り禁止)とかって書いてありましたか?
それにしても、知っていてわざと悪いことをしようとしたわけではないのですから、たとえ立ち入り禁止地区に入ったとしても、後から心配することはないと思いますよ?
単行本にも書きましたが、悪意があって聖地を侮辱したとか、そういうこととは全然違うのですから。
今から「あの時はゴメンナサイ」と心の中で謝罪してはいかがでしょうか?
ただ、ガイドさんがどこでおっしゃった言葉かわかりませんが、ヘイアウをはじめ遺跡のような場所に行ったら、不必要に石などに触れないほうがいいとは思います。
聖地に限らず、ですね。私は極力、何も触れないようにはしております。

COZY:

Junさん、Aloooha!

プリンセスカイウラニについて書かれた本、“白い孔雀”は興味深かったですね。
今は絶版になってるかもしれませんがプリンセスカイウラニに関してかなり
突っ込んで書かれていました。
特にカイウラニ妃が亡くなる場面などは涙もんです。亡くなった時、かわいがっていた
白い孔雀たちが悲しげに鳴き声を上げて鳴き止まなかったそうです。
カイウラニが愛したこの白い孔雀の名前がピカケだったんですよね。
それにちなんでカイウラニ妃が愛した花、アラビアンジャスミンをピカケと呼ぶんですね。
現在のプリンセスカイウラニホテルも当時は綺麗な庭園の広がる素晴らしいお屋敷だったようです。
カイウラニ妃はここに住まわれてる頃が一番幸せだったようですね。

JUN:

コージーさん、ALOHA!
「白い孔雀」は読んでいませんが、なるほど、この本の供述から、カイウラニが亡くなった時、ワイキキ中に孔雀の鳴き声が響いた…という逸話が広がったのですね。
実際、カイウラニと孔雀という組み合わせは、いつも一緒に語られているよう。
ワイキキの真ん中の銅像でも、カイウラニは孔雀と一緒ですもんね!
今でもハワイの人々に愛される薄幸の王女は、日本でもずいぶん人気が高いようですね~。
皆さんのコメントを読ませていただいて、つくづくそう感じました。

hassi:

JUNさん、こんにちわ!
お返事のコメントいただいていたのに連絡が遅くなってすみません。
ブログの書き込みに慣れていなくて、てっきりお返事が来るとしたらメールなのかと思いこんでいました。。。

特に入ってはいけないというような看板はなかったですし、ロープなどでかこいがあるわけでもなかったです。
書き込みをした日は変な夢を見て夜中に目が覚めちゃって、なんか不安になってついご相談のコメントをしてしまいました。
スミマセン。
今では大分気にしなくなってきてましたが、JUNさんのお返事を見て安心しました。
ありがとうございます。

オプショナルツアーを企画している会社は沢山ありますけど、任せっぱなしにするのではなく自分でも調べないとダメですね、反省です。
今度はJUNさんの本をガイドブックにまたハワイに行きたいです♪

JUN:

ハッシさん、ALOHA!
ヘイアウの件、もう落ち着かれたようでよかったです。
こうして、「失礼を働いたか?」と気にしてくれるようなよい方には、罰なんか当たらないと思いますよ。
またハワイで、気持ちよく聖地めぐりを楽しんでくださいね。
ぜひハワイに、またゆっくりいらしてくださいませ。
(本もよろしくお願いします~)

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ハワイ在住15年目。ネイティブ・ハワイアンの夫と小学生の息子&娘の4人家族。何よりもハワイアンカルチャー、ハワイの不思議世界が好き。

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