2009年11月07日

ハロウィーン余話

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皆さん、ハロウィーンはいかがお過ごしでしたか? 前回ではハロウィーンにちなみ、簡単な写真ネタで失礼しました。本当は、ですね…。シェアしたい不思議話があったのですが、なにせ身内に関わることだったので、いけないかな、と。義兄のことだったので、ハワイアン夫に相談してからにしようと思い、今日は夫に許可を得て、昨年亡くなった義兄にまつわる逸話をシェアさせていただきますね。


夫の3歳年上の義兄が亡くなったのは、昨年の9月でした。急なことで、皆信じられない出来事だったんです。義兄は体格がよく、確かに健康体には見えませんでしたが、それがそれほど心臓に負担をかけていたなんて、本人も知らなかったはず。ある夜倒れて病院に担ぎ込まれましたが、そのまま亡くなってしまったのでした。心不全でした。


その夜、私&子供達は、夫の電話の声で目が覚めました。電話は居間にあり、夜間は寝室に聞こえないほど、ベル音は小さくしてあります。たまに日本から変な時間に電話がかかってきますからネ。だから我が家ではふだん、深夜の電話には出られないのですが、その夜は違いました。…夫は夜中にフと目が覚め、なぜかヨロヨロと居間に出て、寝転んだそうです。と、数分後に電話が鳴り、兄の訃報が届いたというわけで。虫の知らせでしょうね。


夫はその後すぐ、ワヒアワの病院に駆けつけ、私は子供2人と残されたのですが…。大好きだった叔父の訃報が、急に飛び込んできたのですもの、子供達もショックで。目もばっちり覚めてしまったよう。そこで、その夜は子供達2人を別々に寝かせるのではなく、私&夫の大きなベッドに一緒に寝かせることにしました。私は娘のベッドで一人寝ることに。子供達は2人揃って寝て安心したせいか、その後すぐに眠りに落ちたよう。私はといえば、なかなか寝つかれなかったのですが。


…と、そんな私もやっとウトウトし始めた時。部屋の外で足音がしました。当時、我が家の廊下にはカーペットが敷きつめてあって、人が通ると特有のザッ、ザッという音がしました。「息子が起きたのかナ?」と思い、二人のベッドを覗いてみると、子供達はよく眠っています。「気のせいだったかな」。私もすぐベッドに戻りましたが、またしばらくすると! 誰かが廊下を通る足音がしたのです。それは気のせいかしら?と迷う余裕もないほど、紛れもなく「我が家のカーペットを歩く足音」でした。


今度こそ子供達が起き上がって遊んでいる!と確信した私。ですがベッドをチェックすると…2人とも深い夢の中で。…その時初めて私、ゾ~ッとしてしたんですよね。だって私は、確かに何かの気配を感じたのですもの。…義兄が子供達に会いに来たのかもしれません。


その後夫は夫で、深夜テレビを見ている時など、妙な物音を聞いたりといった経験をしたよう。とはいってもキッチンでコトンと音がした、程度のことですが、何度となく(注:うちはコンド住まいなので、ネズミとかはおりません)。ただある時は、直径10センチくらいの大きな鈴が、誰もいないキッチンで転がり、カランと大きな音を立てたのですって! これにはちょっとビビッたようです。


こういう時、ハワイではよく、「メネフネがいたずらした」なんていうのですが、さて、真相はメネフネなのか? それとも、急にあの世に飛び立った義兄の魂が、しばらくは親しい人達の周りに漂っていたのか? それこそ真相は神のみぞ知る…ですが、とにかく不可思議な出来事でした(お義兄さん、ネタにしてしまってごめんなさい!)。


注:冒頭の写真は、娘の学校のハロウィーン・フェアでの一幕です。すごい扮装でいらしたお父さんが一人いて、ゲームのブースで小さな子供達を喜ばせて?いました。

2008年10月09日

コナの霊感タクシー運転手さん

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先日のハワイ島出張で、運転の苦手な私はタクシー利用を余儀なくされたのですが…。ホテルから空港まで乗ったタクシーの中で、「なにか怖い話をご存知ですか?」と運転手さんに話しかけたのは当然です~。ま、私にとってこの問いかけは、新しい場所に出かけた時の挨拶のようなもの。興味深い話がなくてもOK、あれば儲けものといいますか?


するとその運転手さんは、その方面がお好きな方だったようで。つまり私と同類ですネ。霊感も強いらしく、自分の体験談も含め、いろいろお話してくれたのでした。以下、その運転手さんから聞いたお話です。


これはその方の体験談なのですが、運転手さんが幼少時代のこと。当時住んでいた家では、おかしなことが頻繁にあったそう。特に明け方。ある一定の時間になると、廊下を、ガチャガチャと鎖を引きづりながら誰かが通る気配がするのだそうです。もちろん、そこには誰の姿もなく…。


それが毎日のことだったので、一家はハワイアン祈祷師、カフナを呼んで御祓いをすることに。ハワイアンソルトやティーリーフを使った御祓いだったそうですが、するとその出来事は、プツリと止んだのだそうです。ふ~ん。…鎖というか金属は昔ハワイに存在しなかったので、これはきっとキャプテン・クックがハワイ諸島を発見した後の、死者の霊なのでしょうネ。鎖につながれた死者というと囚人かなにか?が、その家をさ迷っていたのかもしれません。


そしてこれは、運転手さんの義兄の話。お兄さんはヒロに住んでいるそう。時々様子が変になるので、回りは心配していたそうです。変…というのは、急に人が変わったようにだらしなくなり、何日もシャワーも浴びず、「臭くなっても気にしないんだ」と運転手さん。そこで御祓いのため、教会の牧師さんが呼ばれました。


牧師さんが家を検分したところによると、その家の下に白い砂が小高く積まれた所があり、そこに古い遺骨が埋まっている。その死者がお兄さんにとりついて、お兄さんが急におかしくなる…ということでした。さっそく御祓いが施され、その結果、お兄さんはふだんの調子に戻ったとのこと。よかったですね~。…それにしても、各家庭の宗教によってカフナが呼ばれたり、キリスト教の牧師が呼ばれたり。いろいろあるのが、ハワイらしくてユニークですね。


…と、こんな話をしながら、そろそろコナ空港に到着しようかという頃。なぜか話は火山の女神ペレに及びました。すると運転手さんがこんなことを…。「ペレといえば、昔乗せたお客さんが言ってたな~。夜中にそこの道を運転していたら、白いムームーを着た女性が急に飛び出してきた。で、慌ててハンドルをきったので道路脇の木に激突して、友達が一人亡くなったそうだ」


もちろん、白いムームーの女性の姿はどこにもありませんでした。それは真夜中の3時頃だったそうで。つまり、女性が一人でふらふらしている時間帯ではありません。ハワイで白いムームーを着た幽霊の話はよく聞くのですが、それが実際(ハワイ島らしく)ペレだったかどうかは別として…。あの世の住人だったのは間違いないのでは…ないでしょうか? 結果、人が一人亡くなってしまったわけです。


おまけにその運転手さんたら、「ホラ、今通りすぎたその道で起きたんだよ。事故は」なんて言うので、ゾ~! しかも「亡くなった友達だけは、シートベルトをしてなかったんだって。ちょうどあなたが座っている、そこに座ってたんだってさ」なんていうのですもの!(私は助手席の真後ろに座っていました) 思わずシートベルトの位置をチェックしてしまいました。


余談ですが、この霊感運転手さんは、おかしな気配を感じると、家ではハワイアンソルトを撒いて御祓い。運転時は、お祈りして(クリスチャンなので聖書の言葉)自分の身を守る、とのことでした。


さて次回は、やはりこの運転手さんから聞いた「呪われたホテル」、コナ・ラグーン・ホテルについてお話します。

(写真は今回の旅で初めて乗った、Go! エアラインです。小さな飛行機でした…)

2008年07月16日

某ホテルの逸話・続編

先日の話をUPした翌日に、その某ホテルの元アシスタントマネージャーだったという女性にお会いしました。ついついまた怖い話を聞きだしてしまったので、以下ご紹介します(やはりそのホテルは、ほかにもいろいろ、とかくの噂があるよう…)。そもそもホテルを特定されずに逸話を聞いても面白くも何ともないと思うのですが、そこはご勘弁くださいネ。某ホテルAはカップルや女性に人気のホテルで、海辺に建つ高級ホテル…とだけ言っておきましょう。


その女性はAホテルで、ナイトシフトの担当でした。深夜オフィスで1人で仕事することも多かったそうです。ところがオフィスで机に向かっていると、視線の端を、スッ、スッと白い影が走る。でも顔を上げると何もいない…。それは影というより、白いモヤのようなものだったそうです。


そんなことが何日も続いて怖くなった彼女は、オフィスで1人になる時にはベルマンに来てもらい、素早く仕事を仕上げるようにしたそうです。ベルマンの同席中は、妙なことはおこらなかったとか。ところがある晩、ベルマンが忙しくてオフィスで1人きりになったとたん。また白いモヤが復活。でもその日、急ぎの仕事を抱えていた彼女は、思わず白いモヤに怒鳴ったそうです。


「今日はどうしてもこの書類を仕上げなきゃならないの! あなたと遊んでいる暇なんてないのだから、放っておいてちょうだい!!」


…すると白いモヤは消え、2度と出てこなかったのですって。案外? 善良なオバケだったみたいですね。


でも同僚の、やはり夜番のガードマンにはこんなことが…。彼はハンサムな若い男性でしたが、急に病気がちに。しかも家庭でも妻との関係がギクシャクし始めたとか。そんなある日、ある霊能力者が彼に言ったそうです。「ホテルから霊を連れて帰っているわよ」。ホテルで働くハンサムな彼に霊が恋してしまって、彼に憑いている…と言われたのだそうです(ゴメンナサイ、結末は不明)。


最後は、お客さんの話です。深夜、冒頭の女性が受付にいると、身なりのよいビジネスマン風の日本人男性が「明日、部屋を変えてほしい」と頼みにきました。女性が快諾すると、男性は大人しく部屋に戻ったのですが。しばらくすると男性がまたやってきて言いました。「やっぱり今すぐ部屋を変えてほしい」。そこで女性は聞いたそうです。「それは構わないんですが、何か部屋に問題がありますか?」。まさかネズミでも出たのか? と心配になったからです。


男性はひたすら、理由はない、別に問題はないと言いはったのですが…しつこく聞くと、やっと理由を話してくれました。その男性は前日から妻とAホテルに滞在していましたが、ナント、毎晩ベランダから、霊が大声で叫びながら部屋に入ってくるというのです。こんなことを言うと気が狂っていると思われると心配して、理由をなかなか話さなかったようでした。


それを聞いて、アシスタント・マネージャーはゾッとしたそう。というのはその部屋の上階(すぐ上ではないですが同じ縦列の部屋)から、以前、飛び降りた女性がいたからです。確証はないけれど、もしかしてその関係か…と怖くなったのでした。


私としては文化的な怖い話を求めていたのですが、なんだか現代の怪談風の話をいくつも聞いて、より怖くなってしまいました。つまり、一般に、ホテルにはいろいろあるんだな~という結論です(と、無理やり結論をくっつけたりして…)。

2008年07月10日

突如、英語を話し始めた花嫁の話

先日、コメント欄で「怖い話を」とのリクエストをいただきました…。パッと文化的にも格調高い怖い話が浮かばないのですが、それでは! また聞きのまた聞きで申し訳ないのですが、昨日耳にした怖い話を、1つシェアしたいと思います。最近、ハワイのウェディング業界で噂になっているというお話です…。


カップルや女性客に人気の高いワイキキの某ホテルで起きた出来事なのですが、ここでは由緒あるそのホテルに敬意を示して、単にAホテルとだけ記しておきましょう。登場人物は、日本から挙式するためにやって来たある若いカップル。Aホテルのよいお部屋に宿泊していましたが、挙式当日の朝のことです。新婦さんが狂乱状態になってしまいました。


そのカップルは日本在住ですから、当然英語は話しません。なのにその女性は、英語で泣き喚いていたそうです。英語で口汚く周りをを罵りはじめ、しかも自分は「スーザンだ」と言い張るのでした。


困惑したホテル側は、とりあえず「スーザン」をほかのホテルに移すことにしました。同時に、神父さんが呼ばれたそうです。しばらく女性は、新しいホテルのベッドで意識を失ったままの状態だったとか。


神父はウクレレを持っており、ウクレレを弾き始めたそう(神父、と聞きましたが、ウクレレを持ってきたあたりハワイアン祈祷師のカフナかな?とも想像します)。そのうち神父が、賛美歌を奏ではじめたところ…。眠っていたはずの女性がガバッと起き上がり、「シャラップ!!」と怒鳴ったそうです。


…この話をシェアしてくれた旅行会社のスタッフは、「なぜ賛美歌を聞いてそんなことを言うんだろう? 気持ちよくならなかったのかな?」と言うのですが、私はそこの部分を聞いて、さらにゾ~っとしてしまいました。だって。女性の中にいるのは、なにか邪悪な存在なのですよね。賛美歌を聞いて気持ちよくなるわけナイじゃあないですか。だから怒ったわけで…(ああ、背中が寒い!)。


正直、その女性がその後どうなったかはわかりません(ゴメンナサイ)。結婚式はどうなったのでしょうか? でも。ご主人が言っていたそうです。「こんな風になるの、これで3回目なんですよね…」。きっとその女性は、霊的に敏感な人なのでしょう。


…このホテルに限らず、たまに怖い話を読んだり聞いたりしますが、きっと数ある客室の中にそういう呪われた?部屋が少数あるのでしょうね。ホテル全体が呪われているのではなくて。日本でも、「もし客室に飾ってある絵画の裏にお札が張ってあったらヤバイ!」と言われているそうですが…。


…やはりこういう時には、ハワイアンソルトでしょうね。バケーション先や出張先ではどんな部屋にあたるかわかりませんから、私は必ず塩を持ち歩きたいと思うわけで。バカらしい…と笑われても。死ぬほど怖い目にあうよりマシですからね!

2007年07月28日

オフィスでの不可思議な出来事

このところ爽やかな話題が続いていましたが…。今日は急に、怪談です!(しかも写真なし) ハワイもこのところグッと暑くなってきたので、ま、暑気払いということでお付き合いくださいね~。


これはハワイアン夫の友人が勤めていた職場での話なのですが…。友人Bの職場は、ダウンタウンと空港の間にある、小さなビルの2階にあります(コスコの近くです)。


ここは2階建ての、ほんの小さな建物なのですが、何かと妙な噂も多くて…。たとえば。ハワイの朝は早いので、秘書の女性などはまだあたりが暗い朝5時頃から、仕事を始めることも多いとか。ある朝、一人の秘書がオフィスで仕事していると…なぜかすぐ近くのコピー機が、ガッチャン、ガッチャンと勝手に動き始めたそう。しかもそこに誰かが立っているかのような気配を感じて、その秘書は急いで逃げ帰ったということです。


またこんなことも…。深夜、誰かが廊下を歩いているので、「ほかに誰もいないはずだけど、誰?」とその後を追ってみると。角を曲がったとたん、その人の姿は消えていたとか。Bのオフィスではとにかくその手の話が多く、何度か御祓いを受けているのだそうです。


さて、ここからが本題です。


Bの職業は弁護士。ある夜オフィスで残業していたBも、大変恐ろしい体験をしたのでした。その時、Bは、ある殺人犯の弁護人を務めていました。翌日始まる裁判の準備のため、Bは自分のオフィスで作業を続けていたそうです。もう深夜で、もちろんオフィスにいるのは彼一人だけ。仕事に熱中していると、Bは急に視線を感じたのだとか。そこで何気なく顔を上げると。目の前の椅子に、なんとその殺人事件の被害者(もちろん死者)が真っ青な顔で座り、Bを見つめていたのでした。


…実は翌日の裁判でBは、「殺人は正当防衛だった」、つまり被害者のAさんを責める戦術をとる予定でした。「被害者Aが先にナイフでうんぬん…」という口頭弁論を準備していたまさにその時、殺されたAさんが、恨めしそうな顔でBを見つめていた…というのです。Bがあわててオフィスを飛び出したのは、言うまでもありません。どんなにか恐ろしかったことでしょう!


Bはそのまま翌日から裁判を始めましたが、途中で様子がおかしくなり、結局、裁判は中止されました。裁判中、身体の震え、発汗が止まらなくなって、Bの上司が迎えに行き、裁判の中断を申し入れたそうです。Bはそのままノイローゼと診断されて、仕事を何ヶ月も休んでしまいました。


これ以外にも、そのオフィスはどうも妙、というか…。それと前後して、2人の壮年スタッフが急死するという出来事も発生しているんです。といっても、これは全くの偶然の可能性が強いですが。


最初は、Bの上司でした。まだ50歳前だったというのに、ジョギング中に倒れて急死してしまいました。脳梗塞だったそうです。そしてそれからちょうど1年後、今度はBの後輩が胸の痛みを訴えて、オフィスから救急室に運び込まれたものの、死亡。心臓発作だったそうです。彼も40代の働き盛りでした。


まあ、弁護士稼業というストレスのたまる仕事のせいで、2人は若くして亡くなったのかもしれませんが…。2年続けて突然死する人が出たのも、どうも気持ちが悪いですよね? 


…これは余談ですが、皆さんは1999年、ホノルルのゼロックス・ハワイのオフィスで、40歳のスタッフが精神に異常をきたし、7人の同僚を射殺した事件があったのをご存知でしょうか。ハワイ史上まれに見る凶悪事件だったので、当時は大騒ぎになったものです。そのオフィスが、くだんのBのオフィスビルのすぐお隣。そう、10メートルも離れていない、隣のビルでの出来事だったのです。


Bの職場ビルの1階には、とある人気カフェが入っています。ゼロックスで事件が起きた時には、ゼロックスの社員が悲鳴を上げながら、このカフェになだれこんで来たそう。カフェはそのまま、ホノルル警察によって事件の対策本部として使われたのだそうで。犯人がつかまるまで、しばらく山狩りだのなんだのと、大変な騒ぎでしたからね!


これは考えすぎかもしれませんが…。ゼロックスでの事件といい、Bの職場の怪事件の数々といい、なんだかその土地一帯に妙な因縁があるような気がするのは、私だけでしょうか? たとえば、そこが戦場だったとか? ヘイアウ(神殿)があったとか。全くの憶測にすぎませんが、何だか変…ですよね?


ちなみにゼロックスの元オフィスビルはその後長いこと空き家状態でしたが、今ではTVや映画の撮影所として使われています。人気のTVシリーズ「ロスト」が、そこで撮影されることもあるそうですよ。

2007年04月10日

呪われたフリーウェイ?

唐突ですが、パソコンが故障してしまいました…。とりあえず予備のパソコンで仕事している最中なのですが、どうも大切な方のパソコンは復活してくれない予感が。ああ、困った! 過去に撮ったもろもろの写真が、大半失われてしまったんです~。これからしばらく、写真なしの記事になってしまいそう! ちょっとパッとしませんが、どうぞご理解くださいましね。

さて前書きが長くなりましたが、今日のテーマは「H-3フリーウェイ」。オアフ島パールハーバーからカネオヘまでを結ぶフリーウェイなのですが…。皆さんはそのうえを走ったことがありますか? 山を切り開いて造っただけに、まさに緑の山中を走る風光明媚なコースなのですが、実はなにかと怖い話が囁かれているフリーウェイなんです!

H-3フリーウェイが完成したのは1997年12月。全長24キロですが、なんと34年もの建造期間と、13億ドルもの費用をかけて完成しました。まあ、ハワイで建築物の完成が遅れるのはよくあることなのですが、とくにH-3フリーウェイに関しては完成が遅れに遅れ…。その理由は多々ありますが、建築中に事故がたびたび起こったのも、遅延の理由の一つです。

それも、ちょっとやそっと事故ではなく…。死亡事故も2度起きているうえ、開通前年の1996年には、なんと橋げたが倒壊するという大事故が発生しました。そのため、ほぼ完成していたフリーウェイが、30メートル以上にわたって崩れ落ちるという珍事が発生。

…これが江戸時代に吊り橋を造っていた…のなら話がわかりますが、現代ハワイでテクノロジーを集結し、コンクリートのフリーウェイを造っていたわけですよ! 橋げたが倒れるなんてこと、普通はありえないですよね? しかもはっきりとした原因もなかったようで、この時には「祟り」「神の怒り」という言葉が、巷で囁かれたのでした。

というのも。そもそもH-3フリーウェイはハワイ神話上の聖地とされるハラヴァ渓谷を貫いており、計画当初から抗議運動が起こるなど、いわくつきのフリーウェイだったからです。ビショップ博物館の調べによればハラヴァ渓谷には68ものヘイアウ(神殿)の跡が残っているそう。中でも渓谷はハワイ神話の大地の女神パパの信仰の拠点だそうで、そのため、一度ルートが変更になったこともあるほどなのです。

そんなこんなで、続出した事故に関しては祟り、という言葉が囁かれたわけですが…。ほかにも、建設中、トンネルに幽霊が出たとか、無人のブルドーザーが急に倒れたとか、ダイナマイトが暴発したとか。いろいろあったようで、何度かお祓いも行われています。

そしてH-3フリーウェイがオープンしたのが1997年12月。完成が遅れに遅れ、しかも1キロにつき540万ドルという膨大な資金がかかりましたが、いったん開通したあとはさほど怖い話も聞かず、利用客には走りやすい、眺めのよいフリーウェイとして好評な様子です。関係者各位、さぞかしホッとしていることでしょうネ。

私も何度か走りましたが、道路には山の木々が間近に迫り、とても気持ちのいいルートでした。ただフリーウェイを下から眺めると、緑深い渓谷を巨大なコンクリートの建造物が横切っているさまは、やはり奇異。ましてや、それが聖地だというなら、信心深いハワイアンが怒り心頭になるのも、ちょっとわかるような気がしました。

皆さんは、H-3フリーウェイを走った経験がありますか? もしも怖い思いをした…という方がいたら。ぜひ経験談をシェアしてください! お願いします~。

2006年08月22日

不思議な交通事故

のっけから縁起の悪い救急車の写真なんてお見せして、スミマセン! お盆は過ぎたばかりなのですが……先日ちょっと奇妙な交通事故が発生したので、今日はそのお話をシェアしたいと思います。

8月19日土曜日のこと。ノースショアのカメハメハ・ハイウェイ沿いで、ティーンエイジャー5人を乗せた車が電柱に激突。ドライバーを含む2人が亡くなる事故がありました。早朝4時の出来事であたりはまだ暗く、しかもスピードの出しすぎでカーブを曲がりきれなかったのが、事故の原因のようです。2人はまだ15歳&16歳の男女。花の命は……短いものですね。

と、その17時間後の同日夜11時のことです。亡くなったティーンエイジャーの友人たちが、事故現場に集まっていたそう。お花や故人の写真を事故現場に飾り、故人を偲んでいたのだそうです。その日は1日中、友人たちが事故現場に集まっていましたが、地元紙の報道によればその時は12人が、現場で地べたで車座になっていたとか。

……ところが! その友人グループに、今度は見知らぬ21歳の女性の運転する車が突っこんでしまったのです。そして。最初の事故で亡くなったティーンエイジャーの友だち2人が、その、全く同じ事故現場で死んでしまったのでした……。

これって、なんか妙な事件だと思いませんか? 事故現場で死者を悼んでいた友だちグループから、また死者が出るなんて。それも、たった17時間の間にですよ。それではまるで先に死んだ子たちが、淋しくて友だちをあの世に連れて行ったみたいですよね?

しかも。フと思って暦を見てみたら、やっぱり、というべきか。その日って友引だったんですよ……。う~ん。偶然だとは思うのですが、なんだか条件が揃いすぎているようで、怖くなりました。

ついでにお話しすると、実はうちのすぐ近くにも、しょっちゅう事故の起きる不思議なスポットというのが存在します。ダウンタウンのベレタニア・ストリートとアラケア・ストリートが交差する地点なのですが。これがもう、軽い接触事故も含めると週に2、3回事故があったこともあるほどの事故多発地帯なんですよ。今のコンドに住んで13年になるのですが、その間の事故は、私が目撃しただけでも軽く50回を越えるでしょう。もしかしたらもっと、もっと。

とにかく、近くでガッシャーンと車の衝突する音が聞こえれば、必ずそこで事故が起きているという、そんな感じ。と言っても別に危険なカーブとかではなく、一方通行の道路2つが交差しているだけの場所なのですが。どうしてそこで、車がしょっちゅう横転したりするのか。私にはさっぱりわかりません。

ただ。昔一度その交差点角のバーの前を歩いていた人が、突っこんできた車と建物にはさまれて死亡したことがありました。……今その問題の壁は修復されたものの、そこには聖書からの言葉だったか、十字架だったかが掲げられていて、ちょっと不気味(スミマセン、今はその建物の前を絶対に歩かないことにしているので、どっちだったか忘れてしまいました)。どうも事故が事故を呼ぶというか、不思議な力が作用して事故が多発しているような気がして、なるべくその交差点を通らないようにしている私です。

……19日のティーンエイジャーの事故と合わせ、またいろいろ変なことを考えちゃいました。

2006年06月21日

レストラン・ロウの怪

映画館や多数のレストランが集まるスポット、「レストラン・ロウ」をご存知ですか? アラモアナ寄りのダウンタウンの端に位置しており、日本食やパシフィック・リム、エスニック料理のレストランなどが入った、ローカルにも人気のスポットなのですが。ハワイ・フリークの皆さんなら、一度は足を伸ばしたことがあるかもしれませんネ。

レストラン・ロウにはまた、2棟の高層タワーも建っており、オフィスや住居として使われています。英字地元紙「ホノルル・スターブルテン」本社があるのもココ。高級感溢れる近代的な高層ビルなのですが、意外なことに、これらのタワーは有名なゴースト出没地なのです!

何でも、以前ここは墓地だったのだそう。1800年代にハワイで天然痘が大流行した時の犠牲者が葬られた、古い墓地だったそうです。レストラン・ロウの建設に伴い、もちろん遺体は丁寧に移されたのですが……。中には爪の伸びた遺体、つまり、生きながら埋められたらしき遺体もあったとか(ゾ~)。

そんな経緯のためなのでしょうか。「レストラン・ロウのタワーでハワイアンの幽霊を見た!」なんてよく話を聞くんですよね~。有名なのは、エレベーターにハワイアンの男女3人が一緒に乗っていて、振り向くと消えていたというもの。3人の足がなかった、なんて話も聞いたことがあります。

……こういった怪談を、笑い飛ばす人ももちろんいるでしょう。ま、信じる、信じないはその人の自由。私自身、レストラン・ロウで怖い思いをしたことはないので、なんとも言えません。火のないところに煙は立たない、とは思いますが。ただ、一度だけ「奇妙だな」と思ったのは、約10年前のとある出来事の時でした。レストラン・ロウのタワーの窓拭きを請け負っていた職人が、転落死した事件なのですが。ハワイ在住の方なら、覚えている人もいるかもしれませんネ。

事件はある深夜に起きました。高層タワーなので、窓拭きのプロたちも昼間はしっかり命綱やゴンドラを取りつけ、作業に励んでいたのは当然。ところが。何を血迷ったか! ある夜仕事を終え、どこかで一杯やっていた職人さんたち。なぜ~か仕事場に舞い戻り、タワーの屋上から垂れていた命綱を、伝って降りる競走を始めたのです!

それは大変風が強い夜でした。しかも高層階ともなれば、さらなる強風が吹き荒れていたのは想像に難くありません。とてもロープにぶら下がっていられる状況ではなく……2人の職人さんは落下して、そのまま亡くなってしまったのでした。

いくら酔っていたとは言え。高層ビルの危険を熟知しているプロの方たちが、こんなバカなことをするなんて、ちょっと常識では考えられません。

「やっぱりレストラン・ロウって変!」

職人さんは霊にたぶらかされたのだろうとか、霊に呼ばれたのだろうとか、一人で勝手な想像をして、その時怖~くなったのを覚えています。

先日レストラン・ロウ前を通ったら、窓拭き用なのか? 屋上にゴンドラらしきものが取り付けられていたので(写真でわかりますか?)、久しぶりにこの事件を思い出し、シェアしてみました。

2006年05月17日

超有名なホノルルのお化けビル

ハワイはスピリチュアルな場所というか、不思議な出来事の多い場所だということは、これまで書いてきた通りです。当然、現代社会でもスーパーナチュラルな出来事は多いのですが……。今回は、もしかしたらホノルルで一番有名なお化けビル? ハワイ大学近くのキング・ストリート沿いに建つ高級コンドミニアム、Cの話題をお届けしましょう!

このコンドCは、1970年代初頭に建てられた37階建てのコンドミニアム。写真の通り高級感ある立派な建物なのですが、なぜか完成時から、とかくの噂があるんですね~。元々この地所には、あるハワイアン教会がありました。そしてお墓も……。ところが時代の流れというものか、教会が地所を売却し、コンドミニアムが建てられることに。その際、お墓の骨は全てきれいに他所に移され、工事の前には、当のハワイアン教会の牧師、そして神道の神主による御祓いもされたのだそうです。つまり地鎮祭ですね。

その後、建築中にも再び遺骨が出てきたので、御祓いは繰り返されたのですが。……どうも効き目がなかったようなんです。というのは完成当初からCでは、「幽霊を見た」「窓をガンガン叩くような音が聞こえる」などなど、不可思議な出来事が続出したのでした。中には上方から誰かが落ちてくる、つまり誰かが自殺を企てたかのような幻影を見た人まで出現。う~ん、これは相当怖いかも!

そんなこんなで30年以上。今なおCは相変わらずお化けビルとして名高く、一時期はナント! ホノルルの怪奇名所を巡るツアーのバスが訪れていたこともあるそうです(住民にとっては何とも失礼な話ですが)。今でも時々、エレベーターにティーリーフがくくりつけられているというから、やはりお化けコンドとして現役なのかもしれません(「ティーリーフで魔除け」の項でお話したとおり、ティーリーフはハワイで魔除けの強い味方ですからね)。

実はそのコンドに、何年か前から住んでいる知人がいるのですが……。その女性の場合は幸い、幽霊を見たとか、ポルターガイストの被害を受けたとかといったことはナイそうです。でも。一度だけ妙なことがあったとか。

ある夜中、寝室でぐっすりと眠っていた彼女。部屋の外からポロ~ン、ポロンとウクレレを弾く音が聞こえるので、息子が居間でウクレレを奏でていると思ったそうです。そこで「こんな夜中にやめてちょうだい! 早く寝なさい」と声をかけると、そのウクレレは止まったそう。でもしばらくすると、またポロ~ン、ポロン。また叱るとウクレレはストップ。その繰り返しでしたが、仕事で疲れていた彼女は、そのまま眠りに落ちてしまったのでした。

翌朝、彼女は息子に聞きました。「なんであんな夜中にウクレレなんて弾いてたの?」。すると息子は言いました。「え? 僕ウクレレなんて昨日弾いてないよ」。

……2人がゾ~っとしたのは言うまでもありません。しかも。その後何気なくソファーに広げてあった雑誌を見ると、そのページには、ウクレレを弾きながらニッコリするハワイアン男性が大写しになっているではありませんか! まさかその男性がウクレレを弾いていたわけはないでしょうが……。これは全くの偶然? それとも?

ちなみまたほかの友人が、3ヶ月前、Cに引越しました。彼女の場合Cの怖い噂は知っていたのですが、他島からホノルルに引越してくるという事情のため、あまり選り好みをしている余裕がなく。結局Cに住むことに決めたのでした。

本人はもう覚悟を決めていたのですが、Cに住むことを話すと、回りの人はやはり怪訝な顔をしたそうです。たとえばホテルに滞在しながらアパート探しをしていた彼女が、ホテルのフロント女性に「Cに決めた」と報告すると。フロント女性は「え! でもあそこは幽霊が出るので有名なんじゃ……」と絶句。また引越し後、電話線工事にやってきた電話局の人にも「このコンド、出るんだってねえ」な~んて言われてしまったそう。

誰にもかれにもがそんなことを言われればイヤになりそうなものですが、彼女はへこたれませんでした。それどころか、今ではCがすっかり気に入ってしまった様子。今までのところ、何も怖い経験をしたことはなく……新居はとても快適なのだそうです。「遊びにきて」とも言ってくれるのですが、う~ん、ちょっと怖いカモ。……お邪魔する時は、ハワイアンソルトを忘れずに持って行かなければ、と真剣に考えているところです。

2005年11月01日

ハワイの怪談・現代版

ハッピー・ハロウィーン! 日本では昨日でしたが、ハワイでは今日がハロウィーン。ハワイの学校でもハロウィーンのお祭りをするところが多く、私も今朝は、子供たちの学校のハロウィーン・フェアのお手伝いに行ってきました(子供たちの学校では毎年、子供も先生も仮装してゲームを楽しむお祭りを開催します)。我が家では、今年は娘が写真のように魔女。息子がドラキュラに仮装。先生までカボチャのお化けになったり、マッチョな男の先生が女装したりで、父兄にとっても楽しいお祭りです。


さて、ホントは今日も、高尚なハワイアン・カルチャーの話をしようかな~と思っていた私。でも、ハロウィーン気分に思いっきり引っ張られてしまいました。そんなわけで今回は、(カルチャーの香りの全くしない)現代ハワイの怪談を、ひとつ披露しましょう。


ちょうどホノルル美術館から海側に2ブロックほど歩いたキング・ストリート沿いに、古~い墓地があるのをご存知でしょうか? ローマ・カソリック教会のハワイ教区のお墓で、よく見ると、どの墓石も大変古いんです。1800年代に亡くなった方々の墓が多く、中をザッと巡ってみても、1900年以降に生まれた方のお墓は1つしか見つかりませんでした。しかも、神父様や修道女のお墓がとても多い感じ。


この墓地の隣には、ピンクの外観の瀟洒なコンドミニアムが建っていますが……。そこの守衛さんが、時に不思議な経験をするのだそうです。あ、と言ってもコンドに何か出るのではないんですよ。


コンドに住んでいる友人が守衛さんに聞いたのは、その人が真夜中コンドを見回りしていた時、フと墓地をみると白い人影が浮かんでいた……という話。ほかの守衛はまた、真っ暗な早朝、墓地で子供が1人で遊んでいるのを見たそうです。ゾ~ッ!

また、墓地をはさんだコンドの反対側には、人気レストラン〈TGIフライデー〉があります。息子の友人のお母さんが同店で働いているので、先日何気なく聞いてしまいました。「あのお店って墓地の隣だけど、なんか怖い話はある?」と。私も無礼ですよネ。するとお母さんは、フツーの顔して言うではないですか。「オー・イエス!」


何でもそのレストランには鏡が多く、グルリ壁に鏡が張られている部分もあるそう。ある早朝、彼女が1人で働いていた時のこと。フと顔を上げると、鏡におばあさんの顔が写っていたのだそうです。でもレストランにいたのは彼女だけ……。

またある時はこんなことが……。やはり早朝、1人で開店準備をしていると、
「エリザベス、エリザベス!」
と、男の声が彼女を呼ぶのだそうです。その時ももちろん、店には彼女のほか、人っ子一人いなかったんですけどね……(少し寒くなってきましたか?)。 

そしてお客さんの中にも、同様の経験をした人がいるそうです。舞台は化粧室に移ります。化粧室の鏡の中に、小さな男の子が写っているのを見て、ある女性が悲鳴をあげながら飛び出してきたことがあるとか。またほかの客は鏡の中に、何かの制服を着た男を見たそうです。

その古いお墓には、なにか特別な想念やスピリットでも漂っているのでしょうか? 皆さんはどう思います? 

ちなみにピンクのコンドの10階は今、カソリックの聖職者の専用フロアになっているそうです。友人の話によると、墓地の隣にコンドを建てる際、建設業者と教会側とで何らかの話し合いが持たれたとか(詳細がわからず申し訳ない)。土地を教会から購買したとか、そんなことがあったのか? 話し合いの結果、10階は教会側に提供され、神父様が多数住んでいる、ということでした。それでコンドが守られているのでしょうか? 今のところ友人は、一度も怖い目にあったことはないということです……。


ハワイ在住15年目。ネイティブ・ハワイアンの夫と小学生の息子&娘の4人家族。何よりもハワイアンカルチャー、ハワイの不思議世界が好き。

2010年01月

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