ワイアルアの謎の岩

ハワイではこのところ、爽やかで涼しい気候が続いています! 朝晩ヒンヤリとして、トレーナーなど着ないと「寒い」くらいですが、カ~ッと暑い夏の気候に比べ、こういうのも過ごしやすくてなかなかよいもの。
そんなわけで先週の日曜は、久々にノースショアまでドライブしてきました。ワイアルア、ハレイヴァあたりを回ってきたのですが…その際ワイアルア近くのKaiaka Bay Beach Parkカイアカ・ベイ・ビーチパークという場所で、奇妙な岩を見かけたんです。写真を見るとわかるように、遠くから見るとキノコのようですよね? 近くに寄ってみると二つの岩から成っていて、小さな岩の上に大きな岩が危うく乗っているような感じ。岩と岩の間は洞窟上にポッカリ空いていました。猫か何かの住処になりそうな気配でした。
岩は珊瑚混じりで、高さは4メートル、幅5、6メートルくらいだったかしら? 周りにティーリーフが植えられているところを見ると、何か所縁のある岩のよう。そこで家に戻ってリサーチしてみると、やは~り! この岩はポハク・ラナイと言われ、様々な伝承があるようでした。
一見して古い古い岩なので、いろいろな説がありますが、うち1つは、この岩はタヒチから漂ってきたものだというもの。ハワイの半神半人、マウイが海から投げたものだという説もあります。または、この岩はもう何千年も昔からこの地にあり、火山活動によって一帯が地上に出てくる前までは海面下にあった、とする説も。その経過の途中、波に洗われたことによって、2つの岩の中心部が削られてキノコ状になった…とも。
真相は定かではありませんが、岩と珊瑚が一体になっている形状から見て、どの説も信憑性がありますね! 近くに似たような岩は全く見られませんでした(なぜラナイの岩と呼ばれるのかも、わかりません)。私がこれまで見てきた、ハワイの云われあるポハクとも全く違っていました。私のイメージするポハクは一般によくある自然岩で、形そのものはごくフツーというか。でもポハク・ラナイはすご~く変わっていて、古代ハワイのというより、原始時代の遺物という印象でした。一見して、私は奈良県明日香の石舞台とかを連想してしまいましたが…。
ポハク・ラナイの用途についてもまた、多説あるよう。信仰の対象、つまり祭壇とかヘイアウの一部であったというものや、近隣の漁師が魚の群れを探すための物見櫓であったというものまで。漁師はポハク・ラナイの上から、魚の大群が近づいてくるのを見つけると、木の棒でポハク・ラナイをガンガンと鳴らし、待機している漁師達に知らせたのですって。恐れ多くて試してみるのは怖いですが、珊瑚混じりの岩なので、もしかしたらキンキンとか? コンコンとか? よく鳴ったのかもしれませんね~。
ともあれ。ハレイヴァにお出かけの機会があれば、この不思議なポハク、ぜひご覧になってくださいね。一見の価値あり!の不思議度ですヨ。


























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