2009年10月25日

ハワイは今、買い物天国

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今回は少々、下世話な話題で失礼しま~す。ちょっとここで、上の写真をご覧ください。「定価から85%引き」の大文字がわかりますか? ダウンタウンのデパート、メイシーズで撮ったセールのサインなのですが…。この日は大量の衣類が85%引きになっていて。もう、天国に足を踏み入れたかのような気分でした!


もちろん私はセールが好き。「定価でモノを買うなんて、大バカだけのすることよ!」と、ある日友人が言い放った名言に、深~く共感を覚えております。そもそもメイシーズというのは、まあ高級デパートの類ながら、時おり、季節の終わりに、すごいセールをすることで知られる店。30%引きなんてまだまだ。50%引きになって初めて私も目を向けるわけですが…。


それでも、過去最大の値引き率は75%だったかな。「このコーナー、全て50%引き。赤丸付きのものは、さらにそこから50%引き」なんて書かれていて、結果的に75%引きになるものもあったけれど…。少数ながらあったけれど、でも今回のように85%引き、なんてサインは初めて見ました、私! きっとメイシーズ、最近このサインを作ったに違いありません(キッパリ)。


思うに、昨年9月以来の不況のせいで、ハワイでもすごいセールが目白押しです。高級デパートを含め一般店全般に言えることですが、それに加えて。(私の大好きな)ロス・ドレス・フォー・レスのようなディスカウント店。ここはもとから、ブランド物も含めて5割~7割引きくらいになっている嬉しい店なのですが、最近はその品揃えがさらにスゴイ。この店は基本的に、各ブランドの在庫を安く買い取って販売しているわけですが、景気がこれだけ悪い今、各ブランドでも大量の在庫を抱えており。その分この手の店が、充実するわけですよね。


しかも。同じ理由から、かつてディスカウント店ではついぞ見たことのなかった人気ブランドのアイテムが、ロス・ドレスに登場していたり…。たとえば、ハワイの高級アロハウエア・ブランド、イオラニ。メイシーズでいつも「素敵だな~。でも高いな」と思って見ていましたが、最近、そのアロハシャツをロス・ドレスで見かけるようになりました。軽~く半額以下になっていたので、即買いしましたよ~。


そんなわけで、皆さんもハワイに、ぜひショッピングにいらしてください! 結構週末にセールをする店が多く、メイシーズに限っては、金曜~日曜がセール日のことが多いよう。ぜひ一緒に、75%~85%引きを狙おうではありませんかっ!

2009年07月18日

インターナショナルなお引越し

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フ~。なんとか引越しが無事終わりました…。まだダンボール箱には囲まれているけれど、ホッとしています!


実にいろいろあった引越しでした…。ノート・パソコンを大切に手で運んだのはいいけれど、その電気コードまで気が回らず、なんと紛失してしまった私。いったい、どこに紛れ込んだのか!? そのため、先週の金曜から5日間、パソコンが使えなくなってしまい。もう、困り果てました~。テキサスから注文した部品が届くまで、生きた心地がしなかったです。


ま、そんなこんなも、今となってはブログのネタ(笑)。思い返せば、なんだかユニークな体験もできた引越しだったかも? 日頃あまり接することのない方々にも縁ができた感じです。インターナショナルというか…。たとえば。

今回は引越しの前に、キッチンの一部を手直ししなければいけませんでした。というのは、アメリカの家庭には必ず備え付けられている大きなオーブンが、このユニットにはなかったからです(注:アメリカでは冷蔵庫やオーブン、洗濯機など大型の電気製品は、基本的に各ユニットに備えられています。入居者が買わなくともいいわけです)。縦横1メートルもあろうかというあの定型の大型オーブンが取り除かれて、そこが棚に作り変えられていたんです。


「オーブンがないなんて信じられない!」。時に七面鳥なども焼くハワイアン夫はぼやきました。私も、オーブンのないキッチンなんて初めて。前オーナーは「うちは全く料理しないからね」と。


そのファミリーは中国系でした。中国の人々は料理上手との印象があったので、疑心暗鬼になった私。なにか、オーブン周りの電気系統に欠陥があるのでは…。ですが、ある友人が言うのには「中国は中国でも、香港には全く料理しない人って多いのよ」。朝・昼・晩と外で食べることも多く(朝粥とか? 飲茶とか?)、香港の人であれば、オーブンなしもありえるとのこと。オーブン命のアメリカ人とは大違いです。その友人のユニットには、入居時2つも大型オーブンがあり、1つ撤去したのだそうです。


実際、オーブンが2つあるアメリカの家庭って、さほど珍しいわけではないんです! 今回お世話になった不動産エージェントは、押しの強い白人女性でした。彼女の家にもオーブンが2つあるとのこと。そんなわけで、大工さんに来てもらい、棚を撤去してオーブンを入れてもらうことになりました。その大工さんは年配のハワイアン。大工さんもやはり、「オーブンのないユニットなんて」と。「僕は前に、大型オーブンが3つある台所も見たことがあるヨ」。オーブンが3つ! いったい、どんな巨大な台所なのでしょうか! きっとお客さん好き、パーティ好きの家庭なのでしょうネ。


そして今回の引越し屋さんは、ロシア出身の男性でした。白人、そしてヨーロッパ風のアクセントがあるナ、とは思ったのですが、なんとロシアとは! ハワイでロシアの人と縁があったのは初めて。彼らは実に働き者で正直で(料金は時間給で払いましたが、作業が早い)。ベッドもパパッと解体して運び、再びササッと組み立ててくれました。家具が大きくて部屋に入らなければ、これまたドアも外して、また付けて。実に手際がよく、(細身だけれど)頑強な人々でした。


頑強といえば、家具店の配送人男性2人。こちらはサモア系で、見るからにガッチリした力持ちさん。私が岩のように重いと感じた箪笥とかも1人でヒョイッと持ち上げ、感嘆する私に、「これは僕らにとっては軽い方だよ」。実に男らしいお2人でした。


やっぱりハワイって人種の坩堝…。今回の引越しではいろいろな方にお世話になって、そんな想いをいっそう強くしました。さあ、そろそろまた荷物の整理に取りかかりますか~!

2009年06月19日

ニューヨーカーにとってのハワイって?

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今日は小ネタで失礼(え? いつもじゃないか、って?)。先日、知り合いのニューヨーク在住の弁護士さんが、ハワイ州連邦裁判所での裁判のため、ホノルル入りしておりました。このD氏は、刑事裁判専門の辣腕弁護士として全米規模で有名なお人。ニューヨークに限らず、全米各地で大きな裁判を多数経験している…という方です(注:弁護士ライセンスは州ごとに取得するため、ふつう弁護士は他州では仕事はできません。ですがその州在住の弁護士とチームを組むことにより、他州での裁判も担当できるのだそうです)。


そのD氏が、裁判の合間にニューヨークの知人に電話していました。それを聞くともなしに聞いていると、こんなお言葉が…「今どこにいると思う? ハワイだよ! え? ハワイでの仕事はどうかって? …ここは面白いところだよ。今まで行ったほかの州とは全然違うんだ。たとえば今いる裁判所がある建物は、なんていう名前だと思う? なんと王子の名前がついてるんだよ! プリンス・クヒオ連邦ビルっていうんだ。信じられるかい?」


…クヒオ王子といえば、ハワイ王朝7代目君主カラカウアの夫人、カピオラニ女王の甥っ子ですね。後にハワイ王朝が転覆された後、王朝復活を求めてクーデーターを計画し、そのため刑務所に入れられたり、後に連邦下院議員として、準州時代のハワイを代表したことで知られる、ハワイの英雄です。本名はジョナ・クヒオ・カナカオレ王子。裁判所のある連邦ビルも、以前はプリンス・ジョナ・クヒオ・カナカオレ連邦ビルと呼ばれていました。


このクヒオ王子に関しては、ほかにクヒオビーチやカナカオレ・ハイウェイなどあちこちにその名称が使われています。そのほかの王族についても全く同じ。カラカウア・アベニューやカピオラニ・ブルーバードなど、ハワイで王族絡みの地名はいくらでもありますから、我々住民は慣れっこになっていましたが…。やはりメインランドの生粋のアメリカ人にとって王族の名のついた名称って、ものすごく異国情緒というか、違和感を与える事実なんだな~と、D氏のお言葉を聞きながら改めて実感しました。


このD氏、ハワイでは、ほかにも様々なカルチャーショックを感じていた様子。裁判所では、ある証人の中国系の人々に「あの外人」と呼ばれているのが聞こえてしまったとか。「ここでは僕は外人か~」と、D氏は豪快に笑っていましたが。また、道路を渡ろうとすると車の方がキーッと止まってくれることも新鮮だったとか。「ニューヨークではありえない!」からだそうです。ほかにも、ホテルやレストランでスタッフが滅茶苦茶、親切である、とも。「ニューヨークでは皆けんか腰に話すけど、ここは違う!」。やはりハワイって、同じアメリカ人にとっても楽園であり、どっぷり異国なんですね~。もしかしたら日本人が感じる以上に…。


あ、一番上の写真は、先週のカメハメハデーのお祝いの儀式からの一シーン。何十本ものレイでお召かしした、ハワイが誇るカメハメハ大王です。レイを贈呈するセレモニーには数百人もが集まり、それはそれは盛大でした~。

2008年11月06日

ハワイ出身のオバマが大統領に!

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もう日本の皆さんもご存知ですよネ。ハワイ生まれの我らがオバマが、大統領に当選しました~! 本当に、本当に嬉しいです! いえいえ、彼がハワイ出身だから…ということだけではないんです。才気溢れ、社会の弱者の立場を理解できる彼のような人が、混迷するアメリカの舵取りをしてくれるのなら安心ですから~。


過去8年、アメリカではいろいろなことがありましたよね。同時多発テロにイラク戦争、そして大恐慌の再来か? といわれたほどの景気大後退。もしオバマが負けたら。また戦争が続くのか? …なら私はロンドンかどこかに移住したい! と、さえフと考えたこともありしました。それくらい、アメリカに住む私たちにとっては、今回の大統領選はもろもろ重要だったわけで(注:私は選挙権を持っていないのですが)。昨夜のオバマの勝利宣言を聞きながら、ハワイアン夫は泣いていました。私もまた、泣きました。おめでとう! オバマ!


オバマはアメリカ初の非白人大統領ですが、これで別に、黒人を含む非白人層の地位が向上する…ということでもないと思うんです。ただ、オバマの大統領当選は、アメリカの多くの人々に希望を与えたと思います。いまだ人種差別の残るアメリカですけれど、非白人だって、やればできる! 特権階級の人たちだけが成功の階段を駆け上るのではナイ。アメリカでは、何だって可能なのだ! というメッセージを、オバマの勝利は強力に発信していると私は思います。そこがミソというか…。


…アメリカ本土ではカリフォルニアのディズニーランドにしかバケーションで行ったことのない我が家ですが、せっかくオバマが44代大統領に就任するのですもの。オバマ大統領が在任中の今後4年?8年の間に、ぜひ、ワシントンDCを訪れたい! ホワイトハウスも見てみたいし、例のカメハメハ大王像も訪問しなくちゃ、ですよね~。ともあれ、今日のハワイは、希望と喜びでキラキラ輝いております。

2008年08月20日

イオラニ宮殿の乗っ取り事件

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先週金曜日の8月15日、日本では終戦記念日でしたね。ここハワイでは、アドミッションデーという祝日でした。アドミッションデーとは、ハワイがアメリカ50番目の州に昇格したことを記念する祝日です。正確に言うと1959年の8月21日、ハワイは準州から、州になったのでした。


ハワイにはもともとカメハメハ大王の築いた王国があり、それが白人勢力により転覆され、その後紆余曲折を経てハワイがアメリカの州になったわけですから、アドミッションデーを、おめでたいとだけ思わない住人もハワイにいるのは事実(特にハワイアンですね)。そんなことから…。今年のアドミッションデーには、ちょっとした事件が起きました。ハワイアンの活動家グループが、なんとイオラニ宮殿を不法占拠してしまったのです! 


このグループは「キングドム・オブ・ハワイ、ネイション」というグループ。ハワイにいくつもある、ハワイアン国家の独立と自治権獲得を求めるグループの1つのようです。なんでもリーダーのジェームズ・アカヒはカメハメハ大王の末裔でハワイ王国の国王である、と名乗っており、メンバーからは「陛下」との尊称で呼ばれているそうです。


新聞報道によるとグループは15日の午後、宮殿スタッフの制止を降りきって宮殿に入り込み、スタッフや観光客を追い出して門を締め切り、宮殿を占拠。ジェームズ・アカヒ陛下?は、かつてハワイ王国のカラカウア王やリリウオカラニ女王が腰かけた玉座に座ろうと目論んでいたのですが、玉座の間が見つからず果たせませんでした。というのも、陛下以下グループの誰一人して、それまでイオラニ宮殿に入ったことがなかったからです(…にしても、宮殿MAPを見るなどして下準備する気もなかったのでしょうか?)


結局グループは全員、その日のうちに逮捕されたのですが、もろもろの調査のためイオラニ宮殿はしばらく閉鎖され、やっと再度開かれたのは昨日の朝のこと。逮捕後の報道では、このグループは、ハワイ王国として独自のパスポートを発行したり、各国と条約を結んでいる…なんてことを公言しているそうです。…まったく、世の中にはいろいろな人がいるものですネ。


もっとも、こういったハワイアン活動家グループはハワイにいくつも存在するのは事実。この4月末にも、ほかのグループが「自分達はハワイ王国政府を代表するものである」と名乗って、イオラニ宮殿を占拠したことがありました。この時は朝9時から宮殿スタッフも観光客も敷地からは一切締め出され、大事になりましたが、数時間後、無事けが人もないままメンバーが逮捕されて一件落着しています。


これらハワイアン活動家の言い分についてはここでは触れませんが、それにしても。「ハワイ王国の再建を!」と活動するのであれば、ゲリラ的というか法を侵すようなことばかりしても、何の進展もないと思うのですが、どうでしょう。もっと一般市民の良心に訴えるような、まっとうな形での運動は、できないものなのでしょうか? はたから見ていて、いつも疑問に思います。


…余談ですが、4月に宮殿が占拠された時のことです。うちのハワイアン夫は仕事中、何も知らずに宮殿の敷地を通り抜け、門を出てから、周囲の物々しい雰囲気に気付いてハテナ? と思ったそう。周囲に聞いてみれば、宮殿は活動家に乗っ取られている、と…。「じゃあ、なぜあの人たち、僕をすんなり通してくれたんだろ?」と訝しがる夫。


…きっと。そんな事情を何も知らなかったハワイアン夫は、平和な面持ちで携帯電話を耳にノホホ~ンと入ってきたので、活動家たちは大人しく通してくれたのだろう…というのが、私の推測です。

2008年06月16日

交通違反に要注意!

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恥ずかしいのですが…。先日、生まれて初めて交通違反切符を切られてしまいました! 信号無視で…。6車線くらいある広~いヴィンヤード・ブルバードで、黄信号で止まらずそのまま進んでしまったために、信号が途中で赤信号に変わり…。運よく?真後ろにパトカーがいて、停止を命じられてしまったわけです。罰金は$92なり。ガーン。


その時、日本人なので、即「オフィサー、ごめんなさい」と謝ってしまったのですが、ニッコリ優しい笑顔を見せつつも、警官はプロでした。「黄色信号では止まらないとダメだよ~。今回は見逃してあげよう」なんてことにはならず、しっかり切符を切られてしまったのですね(当たり前ですね)。


このところ、ハワイでは本当に、本当に交通違反の取り締まりが厳しくて。もう、道すがらしょっちゅう、警官に捕まっている車や人を見るのです。赤信号で道を横断して捕まった歩行者を見たり…。右折専用車線にいながら、直進した車などなど、本当にしょっちゅう!


そういった、軽い気持ちで違反を起こしやすいスポットというのは案外定まっていますから、そういうところでは警官が、いつも木の影に隠れて違反者を待ち受けていたりします(上の写真。自転車の横にいるのは、警官です~)。


もちろん違反を起こす方が悪く、その後は安全運転を心がけるようになるハズなので、どんどん取り締まってほしいですけれど…。そういう捕り物をしばしば目の当たりにして、私も運転中はもちろん、歩行者としても気をつけるようになりましたよ。


加えて、このところ飲酒運転で捕まる人の多いこと、多いこと! 身近な人からもそういった話を聞くので、我が家も要注意。以前はどこに出かけるのも車でしたが(そしてビールなども飲んだりしましたが)、心を改めました。先日も食事に出かけるのに、初めてバスで出かけバスで帰宅(注:日暮れ後ならタクシーを使います)。「これなら何の心配もなく外で飲めるな~」とハワイアン夫。


なにせ、飲酒運転で捕まればその場で逮捕され(切符をもらうだけではアリマセン)、弁護士費用、そして有罪になれば罰金、保険金UPとやたらとお金がかかるうえ、1ヶ月の免停。しかもその後2ヶ月も仕事先と自宅間しか運転が許されないという、キツ~イ罰則が待っているハワイ。


なのに日本のように公的交通網が整っていないので、フツーにマイカーで飲みに行ってしまう人が多いんですよね。免許を取り上げられたら、それこそ生活が成り立たないわけですから、さらに気をつけなければいけないのが本当ですが。


これらの罰則は、観光客の皆さんにとっても適用されるのは当然。ですからレンタカー運転中はもちろん、歩行中にもくれぐれも違反を犯さないよう、気をつけてくださいネ。先日もアラモアナのウォールマート横で、赤信号を無視して道路を渡り、警官に切符を切られている歩行者を見かけたばかり。警官の目が光っているのは、ロコの街ばかりではありませんヨ。

2008年02月08日

ハワイと政治家

もう今日は(ハワイ時間)木曜日ですが、この火曜日、アメリカでは「スーパー・チューズデー」を迎え、社会も家庭も、大盛り上がりでした! スーパー・チューズデーというのは、今佳境を迎えているアメリカの大統領選予備選において一気に24州での投票が行われた日。そのため、スーパー…と表現されたわけです。


現在、民主党の指名争いをしているのは、ご存知ヒラリー・クリントン、そしてバラク・オバマの2人。初の女性大統領、または黒人大統領の誕生か? と話題性があるうえ、オバマ候補はハワイ生まれなんですよね~! しかも11歳の息子の通う学校の卒業生でもあるので、私も興味津々です。頑張れ、我らがオバマ候補!


…実際、アメリカでは大統領が変わると政策が大きく変わり、市民の生活にも目に見える変化が現れるもの。移民政策が厳しくなったり、税金が上がったり、そしてもちろん戦争の問題など、外国籍である私にとってもけっして他人事ではありません。しかも(私には選挙権がないけれど)大統領選は直接選挙制なので、国民全体が熱くなるのも当然ですよね。


そもそもハワイでは、政治と住民の距離がすごく近い印象があります。たとえば、政治家は別に偉い先生ではなくて、単なる隣人という感じで…。身近な人が市会議員、州議員になることも多く、私も主人の友人が州議員に立候補した際、選挙運動のお手伝いをしたことがあります。お揃いのTシャツを着てプラカードを持って運動し、その後はみなで公園に集まってプレートランチを食べる…。そんな手作りの運動が楽しかった! ガンジーとのニックネームを持つ善人の彼はめでたく当選し、以来10年以上、州議員を務めています。


隣人といえば、こんなことも。ある日アパートの中庭に人が集まり、TVカメラも来ていてなんだろう? と思ったら、同じ階に住むおじ様が、国会議員選挙への出馬会見を開いていたのでした。ナイスな初老の男性で、知らなかったけれど宗教リーダー的な存在の方だそう。その時は落選してしまったけれど、今は州議員を務めています。


このように馴染みある人が政治家になることも多いハワイでは、政治家といえども、(偉くなったとしても)けっして先生面をしないのがいいところ。市長であれ、州知事であれ、それは同じです。そういえば、こんなことがありました。ずいぶん前ですが、成田空港でハワイへのフライトを待っていた時のことです。空港内のレストランの入口で空席を探していると、ナントすぐそこのテーブルに、当時のベン・カエタノ州知事が座っているではないですか!


「え、ウソ…」。思わず入口で固まってしまった、主人と私。すると、州知事の方が席を立ってツカツカ私達に近寄り、「ハ~イ、あなた達、ハワイの人?」と声をかけてくれたのです。というのもその時主人は、リリウオカラニ女王のイラストとハワイ語の書かれたTシャツを着ていました。一目瞭然、ハワイの人だったわけですね~。おどおどする私達に州知事は優しく接してくれ、一緒に写真まで撮ってくださいました。


またある時、うちの近所でジェレミー・ハリス市長(当時)に遭遇。しばらく見ていると、市長は気さくに道行く人々と挨拶を交わしていましたが、ある老人が市長にダラダラ文句を言いはじめたのです! 「税金がなんたらカンタラ…」と。市長はその長~いお説教に怒る様子もなく、逃げるでも嫌な顔をするのでもなく、爽やかな眼差しで老人に言いました。「Thanks for your opinion.ご意見を有難う」。…こうして市長がその辺をブラブラしていて、辛抱強く市民の不平不満に耳を傾ける様子を見て、感動してしまいました。


…なんだかとりとめのない内容になってしまいましたが、ハワイでは、いえアメリカでは、政治と住民の距離がものすご~く近いということを、お伝えしたかった次第です。では。頑張れ、オバマ候補!

2007年03月17日

やっぱり? ハワイは人種のるつぼ

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10歳の息子が学外団体主催のトーナメントでサッカーを始めて、今年で4年目。年に2回ほどトーナメント・シーズンがあり、シーズン中3ヶ月は、毎週土曜日の試合を家族総出で応援に行くことになります。試合は1時間ほどですが、毎回その後に家族も含めてのパーティがあるので、のべ2、3時間は、会場となる公園で過ごすことになるでしょうか。ほかの学外スポーツも同じだと思いますが、サッカー試合後のパーティはお約束。チームはシーズンごとに編成が変わるのですが、どのチームに所属しても、必ず! 家族を含めての親睦会的パーティを開くことになります。


今シーズンのチームでは、パーティ準備を毎週、各家族が順番で担当しました。息子のチームメンバーは計12人。その家族を含めると、40人分近くの食べ物&飲み物を、担当の家族が用意することになります。用意する料理は当番家族によっていろいろ。クラッカー&チーズ、おいしいディップに野菜スティックと、パーティの洒落た前菜風のところもあれば、山盛りチャーハンや焼きそばを用意する中国出身のお母さんなども。


先日は我が家が当番になり、スパムむすび(ハワイアン夫特製)のほかマナプアを大量に、そしてチップスやフルーツ、スイーツを用意。スパムむすびは好評でアッという間になくなってしまい、夫は「次はあの倍の量のむすびを作るゾ」と嬉しそうでした!


こうしてチーム&家族全員の料理を用意するのは大変ですが、各家族と親しく交流できるパーティは楽しいもの。ですが、前シーズンには、このパーティの料理に関してちょっとした揉め事が勃発しました。


この手のパーティでは、ホットドッグとかマナプアとか、手頃で簡単な食べ物がどうしても多くなりがちです。スパムむすびも含め、ポークが大活躍なんです。ところがあるムスリムの親御さんから、こんなEメールが皆のもとに届いたから大変!


「私たちはイスラム教徒です。豚肉が食べられないことを知っておいてください」


それも、(前シーズンのチームでは2家族ごとにパーティ当番をやることになっていたので)その次の週は我が家とそのムスリム家族が、一緒に当番をすることになっていました。事前の話し合いで、我が家が料理を用意し、ムスリム家族がドリンクと紙皿類などを持ってくることになっていたのですが…。早朝の試合だったので、クロワッサンにおむすび、ウインナー、玉子料理、フルーツなど朝食メニューを予定していた私たち。ウインナーがメインディッシュだったのですが、「ウインナーもポークだから、ちょっとマズイんじゃない?」と悩んでしまいました。


結局、そのことを率直にムスリムのお父さんに相談してみると、意外に優しいお返事が返ってきてホッ。「ホットドッグやマナプアのようなものは困るけれど、ウインナーとクロワッサンみたいに、ポークとほかの食べ物を別々に持ってきてくれるならかまいませんヨ」。結局予定通りに、朝食メニューを持っていくことになりました(大好評でした!)。


もっともその週は、イスラム教のラマダーン(断食の月)に当たっていたのだそうです。サッカー選手である息子以外、その一家は公園では何も食べませんでしたが、「夜、家で食べますから」と、ウインナー以外の食べ物をたくさん持ち帰ってくれました。「夕暮れまで絶食なんて大変ですね~」と言うと、「いえいえ、年に一度のダイエットにもなって、ラマダーンも結構イイものですよ。あなたも一緒に断食してみませんか? ハハハ」とお父さん。じっくり話してみると気さくで、とても気持ちのいい人たちなのでした。


そんな事件?もありましたが、ハワイ在住のさまざまな家族と毎週集まって開く、このサッカー後のパーティ。ふだん交わるチャンスのない人々と思わぬ話題で盛り上がれたりと、なかなか楽しいものです。パーティも含め、我が家ではサッカー・シーズンを毎年、心待ちにしています!

2007年01月27日

ハワイのスターの横顔

ハワイの人々は飾り気がなく、フレンドリーなところが魅力ですよネ。これは一般の人々に限らず、いわゆるスターと呼ばれる人々も同じこと。「別世界の人」とか「近寄りがたい」といったイメージはなく…。ハワイの有名人はきわめて気さくで、街でファンに声をかけられても、気軽に挨拶を返してくれる感じです。

しかも…ハワイアン・ミュージックのアーティストというのは、働き者というか地に足がしっかりついていると言おうか? CDを何枚も出しているような著名人が、昼間は一般人としてフルタイムの仕事を持っていたりして、驚かされることもしばしばです。

たとえば、いつかウクレレのカマカに取材に出かけた時のこと。カマカ・ハワイには、創業者のカマカさんの息子、孫など、数人のカマカさんがいらっしゃいます。そのうちのひとりのクリス・カマカさんの肩書きは、プロダクション・マネージャーなのですが…。ほかの人が「クリスは音楽をやってるんだよ。ホオケナのメンバーなんだ」と言っても、ピンとこなかった私…(大バカ者です)。もちろんホオケナは知ってるし、好きですヨ。グラミー賞の候補にもなったことがある、著名ハワイアングループですものね。ハワイでも大人気です!

ですが、カマカで昼間、フツーに働いているそのクリスさんが、ホオケナのメンバーだったとは知らなかった…。で、その時は失礼ながら、「ホオケナのバックミュージシャンかなんかかしらン?」と思ったのです。ところが大間違い! カマカの店頭にあったホオケナのCDジャケットを見たら…クリスさんは、れっきとしたホオケナの正規メンバーだったのでした。ああ、失礼しました。

そしてホオケナのリーダーであるマヌ・ボイド。この方はメリー・モナークにも出る有名なクムフラでもありますよね。TVのコメンテーターもよくやっていたので、ハワイでは超有名人だと思います。でも。この方も昼間は、ネイティブ・ハワイアンの権利を守る半官半民の団体「ハワイアン事務局」で広報の仕事をしています。

…この方についても、最初はきっとただの名誉職なのだろうと思ったんです。でもある時取材の申し込みをするため電話すると、ちゃんと事務所にいつもいらっしゃる。しかも「今年は忙しくてナントカカントカ。有休ももう残っていないから仕事を休めない云々」と…。あんな超有名ミュージシャン&クムフラが、きちっとデスクワークしているんだあ、と知り、ちょっと衝撃を受けました。

これはライアテア・ヘルムも同じこと。ライアテアもまたグラミー賞の候補になった、ハワイの歌姫です。コンサートで日本を訪れることもたびたびなので、日本にも彼女のファンは多いと聞きます。それなのに、彼女のホームページを見ると…。「マウイ在住。マウイ郡長の事務所でパートタイムの仕事をしている」と書いてあるんです! 大スターの仲間入りをしたライアテアなのに、まだ事務職のアルバイトをしているのでしょーか? 

…日本人にとっては、TVやコンサートで見るスターがそのへんで働いているのって、どうもピンときませんよね~。でも、このようにハワイでは、大御所とされるミュージシャンでも昼間はフツーの仕事をしていたりすることもあるよう。しかも今売り出し中の新人ハワイアングループ、ナー・ホアのメンバーなんて、堅気も堅気! ひとりは警察官、もうひとりは消防士なのだそうです。

なんか一見お気楽に見えるハワイのミュージシャンですが、実はみな、意外に堅実なのかも…。これはちょっとうれしい発見でした!

2006年12月28日

ハワイの贅沢品って?

クリスマスが終了し、もうお正月が目の前ですね! 皆さんもクリスマスのご馳走、しっかり堪能なさったことと思います。そこで今日は、少々食いしん坊な話題をひとつ……。

先日、久々に「感動の食べ物」に出会いました。イエイエ、素晴らしいレストランに出かけたとか、そういうことではアリマセン。その食べ物とは、雪のように白く新鮮で安価なエノキダケ(写真)。

というのも、ハワイではマッシュルーム以外のキノコ類がすごく高いんです! シイタケやエノキダケ、シメジなどが特に。ふだん、ちょっぴり買って家族で食べる、そんな感じであって、キノコのパスタなんて贅沢な感じ……。それよりステーキを食べた方がグ~ンと安上がりですからね。

写真のサイズのエノキダケも、ふだんはひと束で$3近く、つまり300円以上もするんです。そうなんです! 日本ではふたつで100円くらいで買えるこんなエノキダケが、ハワイではひとつ$3するのですからイヤになる。

イエ、けっして$3というお金がないわけではないんですよ。ただ心情的に、ステーキやマグロの刺身が高いのは納得できるのですが……。ほんの脇役であるひと掴みのエノキにこの金額をかけるのは、主婦として耐えられない。そんなジレンマに陥っている日本人がハワイには多いものです。

ところが先日、カリヒにある韓国系のマーケット「パラマ・スーパーマーケット」に出かけてみたら。新鮮で雪のように白い写真のエノキダケが、ナントたったの¢69で売られているではないですか! 日本語で印字されているので、恐らく韓国から日本に出荷されるはずのものなのでしょう。それが嬉しいことにハワイへ。……ケチな主婦もこれには大感激。狂喜して、いっぺんに10束も買っちゃいました! 知り合いにもお裾分けしたりして……。

……そういえばこの間。アラモアナセンターの白木屋の食料品売り場で、ローカル男性が妻らしき女性に「これ、見てごらん!」と興奮してなにか見せていました。見ればそれは、神戸牛と思しき和牛のステーキ。1ポンド(約450グラム)で$140、と書かれていたので仰天していたのでした。まあアメリカ産に比べれば10倍~20倍の価格なので、驚いたのでしょうネ。

そしてこれはほかの日系スーパー、マルカイにて。うちのハワイアン夫が、子どもたちに「これを見てごらん!」と見せていたのは、松茸でした。ひとつ$45、という価格を見て、もちろん子どもたちもビックリ。でも私は驚きません。神戸牛だの松茸だのは、日本でも超高いわけですから。

私にとっては、エノキダケがひとつ$3ということの方が法外で許せないわけで。……このジレンマ、海外暮らしを経験した日本人主婦なら、しっかり理解してくださると思うのですが、いかがでしょうか?

というわけで日本の皆様、在ハワイの日本人の分まで、この冬はたっぷりキノコを召し上がってくださいね~。

2006年12月19日

ハワイで子供をぶたないで!!

先月、こんな事件が身近で起きました……。5歳の息子を連れ、家族3人で初ハワイを楽しんでいたAさん一家。ホテルで夫婦喧嘩を繰り広げ、いつの間にかほかの部屋の客が警察に通報。奥さんが逮捕されてしまったんです! そもそもは旦那さんが奥さんを殴り、奥さんが応戦したというのが真相ですが、旦那さんの腕にひっかき傷を作ってしまったのが運のツキ。旦那さんの方が被害者とみなされて、なんと、か弱い奥さんが逮捕されてしまったのでした。

日本でも問題になっている家庭内暴力ですが、アメリカでは日本の数倍も監視の目が厳しいものです。本人はいつもの夫婦喧嘩……ぐらいのつもりでも、周囲がサッと警察を呼んで大事になることも多々。一方、日本人はパートナーへの暴力や子供に対する体罰に関し、まだまだ判断が甘い部分があるのも確か。日本国内はもとより、法的システムの異なる外国では、特に気をつけていただきたいと思います。

これは日本での出来事ですが、もうひとつ。私たち家族の目の前で、3歳くらいの男の子を叱っていた若いお母さん。男の子は2メートル近い塀に登って降りられなくなり、大泣きしていました。お母さんは怒ってスタスタ行ってしまったので、ハワイアン夫が男の子を塀から抱き下ろしてあげました。

それを見たお母さんは、夫に向かってニッコリ。それは美し~い笑顔でお礼を言ってくれたのですが、その後が怖かった。バシーン!!と男の子の頭を思いきり叩き、「だから私から離れるナって言ったでしょ!!」と怒鳴ったんですね~。私はその天国と地獄のような落差に唖然。うちの子供たちと夫も、そのお母さんが子供を張り飛ばした行為に真剣におびえて、固まっていました。というのはハワイでは子供に対する体罰は絶対にタブー。気の短い私ですら、子供に手を上げたことはありません。それを、幼児の頭を思いきり叩くなんて……。生まれて初めて見たそんな光景に、子供たちが震えたのももっともなんです。

また最近、こんなシーンもアラモアナセンターで目撃しました。激怒した日本人のお母さんが、7歳くらいの男の子をビンタしたんです! 顔を、ですよ。……お父さんも横にいたものの、下の子を連れて遠巻きにしているだけ。再びそんな光景を目にした娘は、私に聞きました。「日本のお母さんって、みんな子供をぶつの?」。

私も同様にびっくりしたので、その時よほどお母さんに、「そんなことしているとアメリカでは逮捕されますよ!」と意見したかったのですが、意気地がなくできませんでした……。実際、公衆の面前で20代の娘を殴り、たまたま居合わせた警察官に日本のお父さんが逮捕された事例も知っているので、とりあえずそのことだけでも注意したかったのですが、できませんでした……。その場に警察官がいれば、あれは間違いなく問題になっていたと思います。

あ、もちろん人前でなければ暴力を振るっていいということではありませんよ! 体罰はけっして許されるものではないですが、さらに外国で逮捕されたとなれば最悪ですよね? くれぐれもそのあたりを胆に命じて行動していただきたい……と言っているわけで。特に、せっかくのハワイでのバケーション中に親子や夫婦で大喧嘩なんて、バカらしいにもほどがありますしね。そんな時にはハワイの青空でも見上げて、深呼吸。くだらない怒りなんて発散させちゃいましょうよ!

ちなみに冒頭の奥様は、逮捕後$1000の保釈金を払って拘置所を出たそうですが、その後どうなったのかは存じません……。

2006年12月07日

ビュッフェのマナーって?

昨日、仕事の合間に人気レストラン、ルビー・チューズデイでランチしました。この店はなんと言ってもサラダバーが有名ですね! さっそくモリモリと緑の野菜を皿に取り分けていると、後ろで年配の日本人の方がモジモジ。聞けば先に料理を取り分けてから席に着くのか、席に着いてから料理を取るのか、悩んでいらっしゃるのでした。そこで「まず席でサラダバーを注文してから、サラダを取りに来るんですよ」と教えてさしあげました。

ビュッフェ、食べ放題といっても、日米で方式が違ったりして、ハワイで戸惑う方もいらっしゃる様子。そこで今回は、ビュッフェの基礎知識をサラリとご紹介しましょう!

まずは冒頭のシーンですが、ビュッフェ式のレストランでも、ハワイでは必ず席に案内され、注文を取ってもらってから料理を取りに行きましょう。レストランに入るなり料理を取り始めたら、店の人がビックリしてしまいますからネ。

一度だけ盛りきりのサラダバーがごくたま~にありますが、ハワイでビュッフェといえば、普通は何度食べ物を取りに行ってもOK。日本では一度だけ盛りきりの店がまだ多いのでしょうか? 時々、皿から溢れるほどの料理を盛っている方を見かけるのですが、そんな必要はないワケですネ。それも一つの皿にサラダ、寿司、パスタ、天ぷらなど全てを一緒に積み、もう一つの小皿にはデザートが山積み、という感じの男性もいます。

料理は何度取ってもいいのですから、最初からデザートまで取らず、まずはサラダや前菜を食べ、その後メインディッシュを取り、最後にデザートにかかる……という風に、テーブルとビュッフェ台を往復しながら食事する方がいいのでは? その方が熱いものは熱く、冷たいものは冷たく食べられると思うのですが、どうでしょう。

しかも一度に山盛りの食べ物を取ってしまうと、料理を残しがち。ビュッフェでの最低限のマナーは、食べ物を残さないことだと私は思います。そのためにも、少しづつ料理を取った方がいいのではないでしょうか? 私は最初は、味見のつもりで料理を少しづつ取ります。美味しくない料理をたっぷり取ってしまったら、後が辛いですからね~。

これもたまに若い方で見かけるのですが、残り少なくなった美味しそうな料理を、大量に全部取ってしまう人がいます。それも列の後ろに並んでいる友達に、「ねえ、お刺身食べる~?」とか「春巻き食べるでしょう?」だとか声をかけて、みんなの分を確保。……一度なくなった料理は奥からドンドン出てきますから、なくなりかけた料理を独り占めするのもマナー違反ですよね~。

最後に私が個人的に気になる点を一つ。日本人ファミリーの場合、奥さんがせっせせっせと食べ物を取りに行き、旦那さんがテーブルでふんぞり返っている……という図が多いようなんです。交代で行くのならいいのですが、なぜか女の人だけが立ち動いてテーブルに料理を運び、男性はただ座って食べているだけ。これ、アメリカでは正直言ってすごく奇異に映るというか……。アメリカ人ファミリーだと旦那さんの方がせっせと料理を運んでいますから、なんだかその逆は男尊女卑に見えてしまって気になります。郷に入れば郷に従え。バカンス中くらいはご主人が奥様にせっせと料理を運んで、いいところを見せてあげてはいかがでしょう。日本人男性の株がハワイで上がること、ウケアイですよ!

よけいなことをいろいろ書きましたが、少しでもご参考になれば幸いです。

2006年11月17日

ハワイで子どもの置き去りはダメ

ハワイといえば家族旅行のメッカでもありますよね。ビーチやショッピングセンターで幸せそうな家族連れ観光客を見ると、何だかこちらまで嬉しくなっちゃいます!

「治安がいい」と言われるハワイですが、ハワイといえどもアメリカ。日本に比べると気を抜けないというか、やはりそれなりの犯罪も起きているのは事実です。楽園といえども、神様、天使のような人ばかり暮らしているわけじゃナイですからね! 

まず子どもの扱いで日本とハワイとの決定的な違いは、「ハワイでは子どもを絶対ひとりにするな」ということでしょうか? もちろん、兄弟ふたりでも同じこと。ショップでもビーチ、プールでも、親は常に子どもから目を離してはイケマセン。ハワイには未成年者を危険にさらしてはイケナイ、という「未成年の福利を危険にさらした罪」というのがありますが、それ以前に! 我が子の安全を守るのは、親にとって当然というか……。たとえば日本では小学生同士プールに行くのもOKかもしれませんが、ハワイではNG。実際、ワイキキのホテルのごく小さいプールで、子どもが溺死する事故も起こっています。

その他、玩具屋やゲームセンターなど、子どもの喜ぶ場所でも子どもを放置してはダメ。玩具屋やキャラクターショップが、子ども連れの幸せ家族だけで混み合う夢の国……なんて思ったら間違いですよ! ちょっと怖い事実ですが、子どもの喜ぶ場所イコール、子ども好きの犯罪者の集まる場所でもあるんです。以下、私の回りで見聞きした具体例を、少しあげていきましょう。

1.ディズニーショップで、女性警官に怒鳴り散らされている親(観光客)を見ました。この親は、小学生の子どもふたりをディズニーショップに置き去りにして買物へ。変態男が子どもを付けまわしているのに客が気づき、通報。親がショップに帰ってきたところ、警官につかまったというわけです。その後親が逮捕されたかどうかは不明。

2.知的玩具店、シンカー・トイにて。私の友人がオープン直後の店で息子へのおもちゃをチェックしていると、後ろからスカートをめくり足にさわる男が……。悲鳴をあげたら逃げていったそうなのですが、どうやら男は、美人で若々しい友人を、ティーンエイジャーかなにかと間違った様子。夜間でなく朝早くから、玩具屋でこんなことがあるんですからイヤになりますね。

3.ゲームセンターのジャングル・ファン(上の写真)にて。警察関係の友人が、逮捕歴のある変態男を発見しました。その男は子ども好きの変質者で、公判の際に裁判官から「子どもの出入りする場所には近づかないこと!」と命令されたのにも関わらず、ジャングル・ファンにいたんですね。で、何をしていたのかというと、トークンを見知らぬ子どもに配って、デレデレしていたそうです。何が目的だったんでしょうね? 友人は即、セキュリティに通報。セキュリティが出て行くように命じると、男は素直に出て行きました。そこにいてはいけないのを、本人が一番よく知っていたんですね。

4.ワイキキのホテルにて。母親が公衆電話で電話している間、ロビーに放置されていた子どもに気づき、従業員が通報。母親は逮捕されてしまいました。

5. 小さな子ども向けのゲームセンター、チャッキー・チーズで。これは子ども絡みの事件ではないのですが、お誕生日会の様子を収めていたあるお父さんのビデオカメラが盗まれたそう。チャッキー・チーズはせいぜい10歳以下の子どもを対象にしたお子ちゃまゲームセンター&ピザのレストランですが、そんなところにも、悪意の人間はいるのでした。

どうです? もちろん我が家の子どもたちもジャングル・ファンやディスニーストアは大好きなのですが、そういった場所でこそ、私は気を抜かないようにしています。あまり強調したくないですが、ハワイにだって悪い人間はいるのですもの。どうぞ、親御さんは気をつけてあげてくださいネ。

2006年09月15日

縁の下の力持ち? ハワイのクプナ

来週月曜は敬老の日ですね。アメリカにも祖父母の日というのがあり、それがちょうど9月10日でした。そこで今日は、ハワイの祖父母をテーマにお話しましょう!

ハワイ語で祖父母はKupunaクプナ。シニアという意味で使われることも多いです。クプナはハワイでは今だ尊敬の対象であり、大げさに言えば長老、家長という感じ。そう、ハワイのクプナは賢く強く、いざという時に頼れる存在なんですよね~。姥捨て山とかそんな言葉とは、まさに無縁という感じ……。

それに。ちょっと古いデータで恐縮ですが、こんな事実もありますよ。2000年度のアメリカ国勢調査によると、祖父母と暮らす18歳以下のアメリカの子供は6.2%。一方、ハワイの子供は同12.9%でした。全国平均の2倍以上、実にハワイの子供の8人に1人が、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に暮らしているんですね~。この数字には3世代同居だけでなく、孫と祖父母だけの家庭もたくさん含まれています。というのも。ハワイでは旧来、親が子育てを祖父母に任せるパターンも結構多いんですよね。

その理由としては、ハワイの住宅事情の悪さや経済問題などもあると思うのですが、ハワイ古来のオハナ・システム、つまり大家族制の影響もあると思います。さらにそこから一歩進んで、昔からハワイアン社会には、初孫を祖父母が引き取る……という習慣があったのも一つでは。夫婦の一人目の子供はハワイ語で「Hiapoヒアポ」と呼ばれ、大昔は当然のごとく、祖父母に差し出されたそうです。それが男の子なら父親側の祖父母の、女の子なら母親側の祖父母の養子になるのが常でした。

逆に一人目の子供が実親に育てられるのは、古代ハワイでは滅多になかったとか。「一人目は自分の子ではない」と親も最初から納得している感があり、必ず祖父母に引き取られていったのだそうですよ。もっとも、大家族制の中で実母、実父もどうせ祖父母の家のすぐ近くに住んでいたから、そんなことが普通に行われていたのかもしれませんね~。

現代ハワイではそこまでは極端ではないけれど、冒頭の数字にも表れているように、昔の習慣の名残りはある、と言えるでしょう。事実私の周りでも、そんなファミリーがチラホラ。たとえば家族ぐるみで付き合いのあるJ君は、小学校入学前までひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん(Dさん夫妻)と3人で暮らしていました。J君の母親の仕事は朝早く夜遅く、子育てに苦労していたので、Dさん夫婦はJ君を引き取ることにしたのだそう。そして週末だけ、J君は両親の元に帰るという生活を何年も続けていました。

J君が就学した今では、逆に週末だけ、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんの家に泊まりこんでいるようです。……そういえばJ君のお母さんもまた、結婚前はおじいちゃん、おばあちゃんであるDさん夫妻と暮らしていました。そしてDさん夫妻の元から、お嫁に行ったのでした。

また某若手ミュージシャンも先日言っていました。「僕は高校時代悪くて、結局ラナイ島に住むおばあちゃんに引き取られ、ラナイの高校を卒業したんだ」……。

こんな例もありますよ。とある女性クムフラ(フラの教師)は正式におばあちゃんの養子になっているのですが、その経緯がユニーク! クムフラはハワイで生まれ、テキサスで幼少時代を過ごしていたそう。ところがある日。なんと両親には無断で、おばあちゃんが彼女をハワイに連れてきてしまったのだそうです。そしてそのままハワイで暮らし、ついにはおばあちゃんの養女になったという……。

……もちろん、彼女がハワイに連れ去られた後はおばあちゃんと両親の間でいろいろな話し合いがもたれ、結局は両親の同意を得たのでしょうが、この話もいかにもハワイらしいというか……。今そんなことをすれば、祖母といえども誘拐罪で逮捕されてしまいますが、当時はそんなことにはならなかったんでしょうネ。

まあ最後の例は別としても、何かと頼られているハワイのシニアたち。「ハワイはシニア天国?」で記したように、やはりハワイのシニアは、世界一幸せなのかもしれませんね!

(あ、冒頭の写真は、今年80歳を迎えた義父のバースデーパーティの際のケーキです。親戚一同のほか、義父を50年以上も知る旧友がたくさん集まってくれ、賑やかなパーティでした)

2006年08月18日

楽園の夏休みのお値段

日本では今、夏休み真っ盛りという感じですね! 学期のくくりが学校ごとに異なるハワイでは、大部分の学校では新学期がスタートしたものの、我が家の子供たちの学校はまだお休み中です。やっと! 来週の中盤から新学期となるのですが、いや、この夏休みの長かったことと言ったら……。6月初旬から休みに入ったので、丸々2ヶ月半も休みだったことになります。


2ヶ月半の夏休みというと、日本の子供たちから「いいな~」との声が飛んできそうですネ。でも、トンデモナイ! アメリカでは鍵っ子はもちろん、小さな子供たちだけでの外出は法律に引っかかることになるので、いろいろ大変なんです~(親が子供を監督せず放置すると、「未成年の福利を危険にさらした罪」というので処罰されることがありますからネ)。

つまりハワイでは、「外で勝手に遊んできなさい」と子供に言える環境ではないわけで。とはいえ、活力のあり余る子供たちが2ヶ月半も家にいるのは健康的じゃないし、そもそもハワイでは共働き家庭がほとんどです。だから結局大半の子供たちは、せっかくの夏休みもサマースクールへと送られることになるんですね~。

サマースクールはふつう6週間。もちろん有料です(一部、ホノルル市主催の無料のものもありますが)。働く母親は朝から夕方までのプログラムを選ぶことになり、そうすると一人$1200~$1500もかかるんです! それが2人兄弟ならその2倍、3人兄弟なら3倍……。我が家のチビ2人も当然サマースクールに行くわけで、これは毎夏の痛~い出費なんですよね(涙)。その分の出費で、家族全員の日本行き航空券が買えちゃいそう……。

このサマースクールが7月下旬に終わった後、まだ新学期スタートまで1ヶ月あるので、この期間、また別のプログラムに送る家庭もありますよ。するとさらに追加で$800~$1000かかることに。さもなければ父親、母親が交代で休暇をとって子供を見たり。そんなに有給休暇のとれない親は、親が無理やり子連れで出勤し、仕事が終わるまで子供をオフィスで待たせる、なんていうパターンもあるようです。おじいちゃん、おばあちゃんに子供を預けられるラッキーな家庭もありますが、そうはいかない場合も多いですからね。

私は自宅で仕事しているので、うちの子供たちは最後のこの1ヶ月間だけは、私とともに家にいたわけで。前述のように常に親子密着していなければならず、けっこう青色吐息でした~。私だけでなく子供たちも、さぞ窮屈な思いをしていたと思います。楽園のはずのハワイで、ついため息をつきたくなるのが、実はこの季節なのでした。

あ、なんだか愚痴っぽくなってしまい、ゴメンナサイ(ハワイの夏休みの実態を独白してしまいました)。来週からはついに夏休みの呪縛?からも開放され、私も自由になります。今からもう、待ちきれません!

2006年07月15日

ハワイはシニア天国?

家の近くのフォートストリート・モールは、ハワイでは珍しい歩行者天国なんです。1日24時間、人とパトカー?以外は通行できないので、昼間は様々な人が集うのがココ。1日一度は必ず、ウクレレを奏でる人も見かける感じです。

それも週に一度は、写真のようなシニア・バンドが登場。テントを建て、スピーカーも完備してハワイアン音楽を披露するのですが……サングラスをつけてフラを踊るおじいさんも毎回加わって、しかもなかなかお上手! 道行く人の注目を集めています。

2001年度の資料(古くてゴメンナサイ)によると、65歳以上のシニアは、ハワイ全体の人口の11・3%。日本同様、シニアの多いハワイ社会ですが、このバンドのように「ハワイのシニアっていいな~、楽しそうだな~」思う場面に遭遇することは多いものです。

たとえば、朝食タイムのマクドナルドは、まさにシニア天国。シニアグループがあちこちに陣取り歓談する姿が、ハワイの朝のマクドナルドでは当たり前の光景です! 友達同士でマクドナルドに出かけるというより、マクドナルドに行けば必ず誰か知り合いがいるから毎朝出かけていく、という感じ。私の知り合いのおばあさんは、毎朝6時から30分、アラモアナビーチで水泳(アラモアナビーチで早朝泳ぐシニアはたくさんいます)。その後アラモアナセンターのマクドナルドに移動して朝御飯を楽しんでいます。

かくいう私も結婚前の学生時代は、モイリイリのマクドナルドに毎朝通っていました。とはいえ、マクドナルドの朝食が美味しくてハマってしまって……ということではアリマセン。そこのシニアグループと親しくなり、毎朝英会話の練習を兼ね、おじいさん方と話すのが楽しかったからなんですね~。場所柄日系、中国系の方が多く、日本から来たばかりの私に、ハワイの生活についていろいろ教えてくれましたっけ。「真珠湾生存者との遭遇」「真珠湾攻撃とハワイアン」に登場した日系のシニアというのも、実は皆、マクドナルド仲間でした。真珠湾生存者、R氏と対話したのもマクドナルド。

こうしてマクドナルドで毎朝シニアが集えるのって、素敵ですよね? もしも日本で、シニアがマクドナルドを占領していたら。若者が変な目で見る可能性がありませんか? でもここハワイでは全くそんなことはなく。皆、朝のマクドナルドでの時間を自由に楽しんでいるわけで。

そうそう、ハワイではシニア向けのダンスパーティまでありますよ。あるパーティでは「昔のように装って未来を迎えましょう」なんて、銘打っていました。

シニアにはシニアの世界というか、お楽しみが確立されているハワイ。気候だけではなく、やはりハワイはシニアにとっても天国だと私は思います。ただし物価の高さを除いて、ですけどネ。

2006年03月24日

今もポピュラーな民間療法

今だ雨続きのハワイ。今年はまるで日本の梅雨さながらで、こんな天候のなか、体調を崩す人も多いようです。旅先のハワイで胃腸の調子が悪くなる友人もたまにいますが、そんな時! 私が強力推薦するのがグァバジュースなんです。

写真のハワイアン・サン社のものをはじめ、ハワイのトロピカルジュースは甘味が強いのが難点ですが、我が家で決して欠かさないのがグァバジュース。グァバは古来ハワイで、薬草として珍重されてきました。特に若芽は下痢止めに効き、乳児がおなかをこわした時には、母親が若芽を噛んで柔らくして与えたそうです。それが2カ月から6カ月までの乳児なら、若葉を6枚、噛み砕いて食べさせたんですって。

このグァバ療法、現代ハワイでも広く行われており、子供が下痢を起こすと小児科の先生はよくグァバジュースを飲むよう薦めます。おなかをこわした子供のケアの仕方として、ハワイ随一の婦人科・小児科総合病院であるカピオラニ病院で配布している用紙にも、子供にグァバジュースを飲ませるよう、しっかり指示されているほど。

実際グァバジュースって、本当によく効くんですよね! もちろん大人にも。ですからおなかをこわしたら私も即、グァバジュースをゴクゴク。私の場合、「これさえあれば絶対大丈夫」的な絶大な信頼を寄せているので、体調の悪い中アロハエクスプレスの取材に出かけた日など、何度グァバジュースをこっそりバッグに忍ばせて家を出たことか……(ホント)。「いざとなればグァバジュースを一気飲み!」。そう考えるだけで多大な安心感が沸いてきて、元気に仕事がこなせたものです。

ハワイは古来、薬草治療が盛んなことで知られていますが、現代のハワイはもちろんアメリカ合衆国の一部。ですから医療の世界では一般に漢方薬などは浸透しておらず、医師でも漢方薬のことを全く知らない、または「西洋医学を学んだだけなので、東洋医学の知識は全くない」と言い張る先生が多いのですが……。それでもこのグァバジュースのように、フッとした拍子に「やっぱりハワイはポリネシアね~」と感じることはあるんです。

これは友人のベビーが通う小児科の先生の話ですが……。ベビーの目が何かの感染症で真っ赤に充血してしまったので受診すると、先生から「母乳を目薬代わりにさしてごらん」と言われたそうです。この先生はアメリカ本土出身者ですが、以前サモアの診療所で働いていたのだそう。「目の感染症に母乳」、これはサモアの民間療法なのですって!

またこれは私が長男を出産し、カピオラニ病院に入院中のことです。胸が熱を持って痛み出した時、婦人科の先生が言いました。「キャベツを胸にのせておくと胸の張りがおさまるヨ」。そして病院のキッチンから、キャベツを取り寄せてくれました。へ~、そんなものかと、胸元にキャベツの葉っぱをのせてジッとしていると、確かに胸の痛みが引いたような……。でも一度、間違えてキッチンからレタスの葉が届いた時は困りました(笑)。

先日、長男の膝にイボができた時もそう。「アロエを毎日塗ってごらん」と小児科の先生。これなども典型的な民間療法ですよね~。

アメリカだけれど、ハワイはやっぱり魅惑の島。ポリネシアの文化・伝統がしっかり息づいていて、エキゾチックですネ。だからこそハワイは、私のようなアジア人にとっても、最高に住み心地がいいのだと思います!

2006年01月27日

家族風呂ならぬ家族トイレ

いきなりですが、今日はトイレのお話を一つ。……公衆トイレには普通、「男」「女」の区分がありますね? でもハワイのトイレではそれに加え、写真のような「ファミリー」という区分もよく見かけます。もしかしたら皆さんも、アラモアナセンターやワードセンターなどショッピングセンターで、こういう表示のトイレを見たことがあるのではないでしょうか?

このファミリー・トイレの用途ですが、別にファミリー全員で仲良く入れ、という意味ではありませんヨ(当たり前ですね。家族風呂じゃないんですから)。ただ、このトイレだけは表示通り、男女共用のトイレということです。どういう場合に使われるか、というと……。

たとえば、私が子供2人を連れて買物に出かけたとします。7歳の娘は私と一緒に女性トイレに入りますが、9歳の息子はもう、女性トイレに連れて入るが憚られる年齢ですネ。本人も嫌がるし、周りの女性にもイヤな顔をされちゃいますしね! そんな時は、息子も一緒にこのファミリー・トイレへ。

逆に息子がトイレに行きたい時。まさか私が男性トイレに付き添って入るわけに行かないので、一緒にファミリー・トイレに入ります。うちの主人が子供2人を連れて出かけた際にも、逆のパターンでファミリー・トイレが大活躍するわけです。

え? なぜ息子一人で、男子トイレを使わせないのか、ですって? 9歳といったら親がトイレに付き添う年齢じゃナイだろう、と思う方、日本には多いかもしれませんね。ところが……日本では事情が違うと思いますが、ハワイといえどもアメリカ。子供を家やホテルで留守番させるだけで、それが「未成年者の福利を危険にさらした罪」という犯罪にもなりえるお国柄です。だから、子供一人で親の目の届かないところに絶対に行かせない、という親が大変多いものです。これはトイレだけでなく、公園でもレストランでも、ショッピングセンターでも同じこと。極端な話、自分の家の庭でも子供だけでは遊ばせない、という人もいるほどです。

実際トイレでの犯罪率も、日本より格段に高いのがアメリカ(言いたくないですけど……)。子供だけでトイレに行かせるのは、あまりオススメではないわけですね。だからハワイのトイレで親の付き添いなしの子供を見たこと、皆さんもあまりないのではないでしょうか? 少なくとも、私の記憶にはありません。

もちろんファミリー・トイレは、介護の必要な大人とその付き添い、という男女の組み合わせでも使用OK。遠慮はいりませんよ!  皆さんもハワイに来たら、ファミリー・トイレをどしどし利用してくださいネ。


ハワイ在住15年目。ネイティブ・ハワイアンの夫と小学生の息子&娘の4人家族。何よりもハワイアンカルチャー、ハワイの不思議世界が好き。

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